折口晴夫

 

さて、午前中は市民オンブズ尼崎の総会参加!

午後は芦屋9条の会講演会参加!

 

 尼崎では、上脇教授講演「政治資金の闇を暴き日本の政治を創り直す」があり、カネまみれの自民党政治がこの国を支配していることを痛感。政治を動かしているところにカネが集まる、カネがあるから選挙で勝てる、この悪循環か・・・

 

「衆参の選挙制度は無所属も立候補できる完全比例代表制へ!」

 芦屋では「検証 ナチスは『良いこと』もしたのか?」の共著し屋の名の大介甲南大学文学部教授講演があり、絶対悪に反発する「良いこともしたに決まっている」という反論、〝相対主義〟の間違いを指摘。

 これは日本による植民地支配についても、台湾や朝鮮でも良いこともしたという言説としてよく聞くものです。それらは植民地支配を貫徹する、その目的のために必要なこととして(ダムや鉄道とか)やったことにすぎません。

 

 田野さんはこれを「民族共同体」という幻想、つまり内向きの求心力は外向けの排外として、「共同体の敵」への福祉の切り捨て、経済的収奪、物理的抹殺と表裏一体だと指摘。生活保護攻撃や外国人は犯罪者予備軍などという風説となり、ヘイトへの肯定感をかもしている。

日本人として、共犯者としての自覚はあるか・・・