都知事選2024の課題

 緑・公園・環境 住民の声と向かい合う都知事を選びたい 

(labornetjp.org)

 

都知事選2024の課題 緑・公園・環境

住民の声と向かい合う都知事を選びたい

 

動画(12分13秒)

 

 

5月10日、7月に投開票の東京都知事選挙に向け、「都知事選2024の課題 緑・公園・環境」が開かれた。集会場の日比谷図書文化館日比谷コンベンションホール(東京都千代田区)は予約者でほぼうまり、200人近くが参加した。(主催:Change都政市民プロジェクト)この日のテーマは表題にあるように環境問題。以下の市民から報告がよせられた。
・神宮外苑再開発計画について:ロッシェル・カップ氏(経営コンサルタント)
・日比谷公園再整備計画について:高橋康夫氏(日比谷公園の歴史と文化をこよなく愛する会)
・葛西臨海水族園整備事業について:服部至道氏(葛西の自然を守る会)
・善福寺川上流調整池計画について:丸山ゑみ氏(善福寺川流域の自然と暮らしを守る会)
・神田警察通りの街路樹伐採について:北城照二郎氏 (神田警察通りの街路樹を守る会)

 

このどの報告にも共通するのが、事態が地域住民の意向と「裏腹」とか「地域住民にきちんと説明がなかった」ということである。加えて各方面から、「小池都知事は住民の話を聞かない」という意見が出された。少なくとも最初に小池百合子氏が立候補したときは、都議会の「透明性」を強調したはずである。
この日、立憲民主党への「注文」も飛び出した。それは、会場との交流の場でも出された。「葛西臨海水族園整備事業について」のことである。西澤けいた都議は、「都議会立憲民主党はこの件で反対の立場には立っていない」「樹木の植え替えは慎重に行う」「残すべきものはしっかり残す」などと発言した。
集会が一方通行ではなく、市民と政党、議員との討論の場になっていると感じられた。

 

都知事選本番まで、2か月を切っている。市民の側からの都政を変えていく住民の側に立った都知事選びの形はできてきた。主催者からは、今日のような集会を各地で、他のテーマでも開催していきたいと発言があった。