折口晴夫

 

午後、少し雪が・・・

 珍しく少し雪が降ったけど、今は晴れています。午前中所用があって出かけ、ついでに図書館で「世界」(2023・9)を借りた。特集〈私たちの日韓関係〉とあり、徴用工訴訟の弁護人、林宰成(イム・ジェソン)弁護士のインタビューがあり、徴兵拒否をしたというので、どんな人かと関心を持った。

「侵略の歴史を除いては、日本は輝かしい文化を持っていると思います。それだけに今の日本の姿は残念に思います。徴用工問題は戦争がもたらした問題であり、今ふたたび戦争の機運が高まるなか、徴用工被害者の権利が真っ先に奪われることは象徴的です。この問題をしっかり解決することが、韓国と日本が再び戦争に巻き込まれない方案になるのではないかと考えます」(82頁)

 

 帰りにスーパーに寄り、帰宅すると寒いのでイートインコーナーで少し読書。「若狭ネット」の通信は難しすぎて読んでもわからないのですが、珠洲原発の地震想定を偽ってたとの内容。東電への税金投入をどんどん積み増しされるという内容。

 

 低迷している株価を上げ、国保有の株を高根で売り抜けるためには、柏崎刈羽原発をどうしても再稼働させなければならない。だから、今回の地震の原発への影響はなかったことにしなければならない、という構図にある。さて、同誌の結論は一貫してる。

「ダラダラと交付国債発行上限を1・9兆円引き上げて危機状態の東電を救済し続けるのではなく、東電の破綻処理・債権放棄で責任を取らせ、重大事故を起こせば破産させるという前例を築くべきです。そうでなければフクシマは繰り返されざるを得ません」

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