【管理人の一言】
現在、AIについて多くの議論がなされている。
極端に間違っているのが、AIがあたかもモンスター化して全人類に害悪を及ぼす・・などと言う空論だ。これらは悪意ある歪曲でないとすれば、工学的エリートが社会問題にいかに無知であるかを示している。
イーロンマスクやその他政府やテック系独占企業家のAIを巡る議論の本音は、次世代の独占をいかに構築するかである。その駆け引きにすぎない。思うようにはさせてたまるか!(B)
汎用AIの適切な定義について研究者の間でまだ合意はなされていない、とハサビス氏は付け加えた。
「これから数年のうちに非常に高性能で、非常に汎用的なシステムができるだろうと私は考えている」と同氏は述べた。
汎用AIの開発は、AI研究の世界で激しい議論を巻き起こしている。これをSF的な概念だとする意見がある一方で、ハサビス氏やオープンAIのサム・アルトマンCEOをはじめとする企業経営者は、この技術を開発すると同時にその影響から人類を安全に守るという野望を公然と語ってきた。
グーグルは先月、ハサビス氏をグーグル・ディープマインドのCEOに起用。親会社であるアルファベット傘下の主要なAI研究部門2社をハサビス氏の指揮下に統合した。この動きにより同社のAI研究が加速するとしている。
AIとデジタル化で今後5年で1400万人の雇用消滅との調査報告
米マイクロソフトがバックアップする米新興企業オープンAIが昨年11月に対話型生成AI「チャットGPT」をリリースして以来、多くの生成AIアプリケーションがリリースされ、将来的な規制などを巡る懸念が高まっている。
オックスフォード大学のAI倫理研究所のカリッサ・ベリズ准教授は「これほど多くの専門家がAIの安全性に関する懸念を表明し、一部のコンピュータ・サイエンティストが自らの仕事の一部を後悔するまでになった。こうしたことを政策立案者は警鐘として受け止めなければならない」とし、「今こそAIを規制する時期だ」と述べた。