阿部文明

 

「イスラム革命」はとっくの昔に死んでしまった

 

ハメネイとそれに従う革命防衛隊らの男たちは恥を知れ‼

 

イランの道徳警察に拘束されたマフサ・アミニさんが先月に急死した事件。その後もイラン政府は何の反省も政策の転換もない。

 

米国資本に経済を蹂躙されたパーレビ王政時代は、ひどい貧富の格差を生み出した。それを打倒しようとした多くの民衆の必死の闘い(1978年)に乗じて政権奪取したのが「イスラム」勢力だ。しかし、たちどころに腐り果ててしまった。

 

 民衆の熱意や思いを利用して容易に権力にたどり着いた「イスラム」勢力、革命防衛隊は権力という媚薬に溺れて民衆の抑圧組織にあっという間に変貌した。

 

「道徳警察」だって?「髪が少し出ていた」だって?

イランにおいてイスラムの教えは民衆抑圧の口実、つまり権力と利権の道具に堕落してしまった。