折口晴夫

 

届かない支援! 水道料金減免の場合・続報!

 

 今朝は雨がやんでいたので、市役所に行き、市長あて下記請願を提出してきました。これで、市長からの回答が得られます。上下水道局の担当者ではない、石井市長の認識が明らかになります。

 ところで、市役所1階ロビーに臨時に設置されているマイナンバーによるマイナポイント支援の机が増えていました。それも、楽天によるものです。

 

 どういう経緯でそうなっているのか分かりませんが、どうしても12桁のICカードを持たせたいようです。そんなカードを持って〝活用〟することがどのような意味を持つのか、冷静に考えてほしいものです。

 

    2020年7月8日

 西宮市長  石井 登志郎様 

             折口 晴夫

請願書

 請願法第2条及び第3条第1項の規定に基づき、下記事項について請願します。

届かない支援! 水道料金減免について

 私は貴職に宛て、標記の件についてメールで問い合わせを行いました。その回答は6月25日、上下水道局経営管理課の中尾氏からメールで返信されてきました。その内容については貴職もご存じだと思いますが、何ひとつ要望に応えていただけないものでした。

 

 なるほど、今回施策の対象者が「すべての給水契約者」なのだから、そうでない市民は関係ない、と市職員が判断したとしても間違っているとは言えないのかもしれません。しかし、水道料金の基本料金全額免除は何のための施策なのでしょうか。

 

 コロナ禍で市民が経済的な痛手を受けている、その支援として市税を支出するのではないのでしょうか。そうであるなら、最も支援を届けなければならない市民に目を向け、支援が届くような配慮が必要です。決められた仕事をしているのに、何が文句あるのかといった物言いは施策そのものを否定することになります。

 芦屋市では伊藤舞市長名で、「『水道料金・下水道使用料戸数扱い契約』をいただいている皆様へ」という文書を発出し、「入居されている方への水道料金請求の際、基本料金免除に伴った対応をいただきますようよろしくお願いいたします。」としています。芦屋市にできて西宮市にできないことはないと思うのですが、どうでしょうか。

 

 西宮市の「上下水道局は関与しておりません」ということで済ませるなら、小口のメータで検針も来ない、メーターそのものがない市民は置き去りになります。それでもかまわないということでしょうか。減免の利益は家主さんがひとり占めということにもなりかねませんが、それでもかまわないということでしょうか。

現状では、何のために支援かと問うほかありません。

 

1.水道基本料金の減免施策には、大きな欠陥があることをご存じでしょうか。

2.芦屋市の施策について、ご存じでしょうか。

3.西宮市長として、上下水道局の見解でよしとするのですか、それとも追加的対策を行う意思おありですか。

請願法第5条に基づいてお答えください。

以上