どこの自治体でも、マイナンバーカードの窓口が混雑し、混乱しています。もともとは、国民にマイナンバーを割り振りカードを持たせようという愚策が原因ですが、コロナ対策の渦中にその矛盾が吹き出しました。

 

マイナンバー制度は国民にも自治体行政にもメリットなし、むしろ個人情報を危険にさらすマイナス効果のみ。なんのための制度導入か。それで潤う業界への利益提供以外の何ものでもありません。

 

昨年度は、普及しないマイナンバー制度に焦って、露払いとしてすべての公務員に年度末までにカードを持たせるという手法に訴えました。職場単位で申請用紙を配って記入させて回収するという強引さ。家族も一緒に申請させるという卑劣なやり口。新規職員採用にカードの取得を義務づけるという就職差別まがいの脅し。早く取得した者にはポイントを付与するというケチな利益誘導。そんなことまでして強引な普及策を講じましたが、まったく効果無し。

 

私が昨年の9月議会でこの問題を取り上げた際のいきさつを漫画にしていますので、読んでみて下さい。↓
http://www.asahi-net.or.jp/~th4h-yko/news1911.pdf