阿部はるまさFacebook(流山市議)

 

今朝の駅頭活動は、「南流山駅」の南口。曇り空が怪しいなと思いつつ、旗と看板とハンドマイクを設置した6時半、雨が降り始めました。昨日は雨雲レーダーの予想が外れて降らなかったので、今日もと期待していたのですが、だめでした。それでも、悔しいので駅ひさしの下に入ってビラを撒いていましたが、通勤客の反応は超がつく低調さ。雨の日は仕方がありません。小宮県議にも連絡をし、濡れた旗などを終い、引き上げてきました。

 

せっかくなので、今日は午前中の早くに、第3回定例市議会に向けての一般質問の通告を行ってこようと思います。通告書はもう出来上がっています。今回のテーマは2つ。ひとつは公務員にマイナンバー取得を事実上強要する国の方針について。もうひとつは、子どもの通学路の安全対策について。

 

2年前までは、一般質問の議員側持ち時間が40分保証されていましたが、議会の多数の力によって今は30分に縮められてしまいました。なので、質問項目もせいぜい2つがやっとです。時間を気にしながら、時には質問をはしょりながらの一般質問を余儀なくされています。

 

通告が終わると、午後からは社民党千葉県連の議員団の勉強会です。今日と明日の2日間にわたって行われます。働く者と市民の立場に揺るぎなく立った議員活動を目指し、しっかりと情報交換、意見交換を行いたいと思います。

 

TVでは相変わらず偏った内容の韓国報道。この2日間くらいは、文在寅氏の側近のスキャンダルと米国がGSOMIAを維持しろと韓国に迫っているという、どちらにしても日本自身の問題からは目を背ける報道。それにしても、GSOMIAに関して、これを問題視し批判する声はまったく聞かれません。GSOMIAは、韓国側がこれを破棄した背景や理由の問題とは別に、私たち日本国民の側から見てのその是非の議論があって良いはずです。なのにメディアのこの偏り、一面性。こんな形で、有無を言わさず、異論を唱えさせず、世論形成が謀られていくのです。

 

少なくとも私たちは、日米間の軍事的協力関係の強化、軍事一体化を進める1つの梃子であるとして、GSOMIAには反対してきました。中国や北朝鮮を仮想敵と見立てて、軍事的対応力を一層強化しようというGSOMIAは、北東アジアの緊張緩和と和平の環境醸成には逆行し、軍拡競争に更なる拍車をかけるものです。こうした声や意見は、国民の中にも多く存在します。それがまったく反映されないどころか、意図的に排除されているかのようなメディアの報道姿勢と報道内容。しっかりとチェックと抗議を行っていく必要があります。

 

TVのコメンテーターの多くは、韓国に対して相変わらずの冷笑姿勢、侮蔑的態度、そしてあからさまな暴言。それでもって自らのちっぽけな自尊感情を満たしている風情です。何という貧相で情けない心性か。「その時代の支配的な思想は支配階級の思想である」との名言の通り、これは日本の政治家や官僚や資本家たちの意識なのでしょう。ブルジョアたちの心理と意識は、教育を通じて、メディアを通して、様々な伝道路と水路を通って、人々の意識の中に侵入してきます。これらとの意識的な闘いに取組み、偏らない広い情報と知識、明晰で深い知性と理性、本来の人間性を見失わずそれをさらに豊かにしていくための努力を怠るならば、誰であれ引きずり込まれてしまう危険性のある頽廃と暗愚のブルジョア意識です。心理や意識や思想上の闘いにおいても、労を厭わずしっかり取り組んでいきたいと思います。