昨日、2010年7月3日(土)にオグリキャップ という元競走馬が
骨折のため安楽死処分されました。
昭和と平成が変わる、ちょうど節目のような時代にあらわれた
あし毛(若いうちは灰色のように見える体毛が、時を経ると真っ白になる
馬の毛色の名称)で筋肉質のこのオグリキャップは、
当時の「競馬」のイメージを一変させました。
このころ私は競馬に夢中で、といってもあまり馬券は買いませんでした。
お金がなかったのもありますが、スポーツとしてもとても魅力があり、
なにより走っている馬の美しさにやられてました。
(そりゃ、当たればうれしいですけどね!)
好きでしたね、オグリキャップ。
この馬にはいろいろと語るレース、状況やライバルがいて
ほんとうに話題に豊富な馬でした。
有名なのは「ラストラン」の引退レース、有馬記念 でしょう。
ですが、私はその前年の秋のオグリキャップに感動してしまいます。
毎日王冠 ~天皇賞 ~マイルチャンピオンシップ ~ジャパンカップ ~有馬記念
ふつうならありえないローテーション。
とくにマイルチャンピオンシップ、ジャパンカップの連戦は激戦の連続。
そして力尽きた有馬記念。。。
今思い出しても震えがきます。
youtubeにもこのレースがアップされています。
マイルチャンピオンシップ
http://www.youtube.com/watch?v=qgq9e2IeYJY&feature=related
ジャパンカップ
http://www.youtube.com/watch?v=GLtHSA-oSIo
サラブレッドという馬の種類は人間の手によって作り出されたものです。
人工的な美しさと揶揄する方もいるかもしれません。
現にオグリキャップも、人間のエゴで過酷なスケジュールを歩まされました。
でもそれでもドラマは生まれます。そんなドラマにファンは一喜一憂するのです。
それがたまらないんです。
寺山修二じゃないけど人生と競馬が重ねあう時があるようで。。。
私の青春の一頭でもありました。
オグリの走りには感動がありました。ありがとう、オグリ。
さようなら、オグリキャップ