読売交響楽団 第266回日曜マチネーシリーズ

指揮=ユライ・ヴァルチュハ

リャードフ:魔法にかけられた湖 作品62
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調(ヴァイオリン=周防亮介)
チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 作品74「悲愴」

世話役をしている城北三田会ステージ鑑賞会の今年度第一回鑑賞会







デカローグ@新国立劇場小劇場

10編の話を2編ずつ5つのプログラム(A/1と3,B/2と4,C/5と6、D/7と9、E/8と10)に分けて上演するそのCプログラム。

 

5.ある殺人に関する物語

タクシー運転手を殺害した青年ヤツェック。若き弁護士ピョートルは尽力するが力及ばず、極刑の判決が下される。刑執行の日、ヤツェックはピョートルを呼び出し、自身の家族のことを語りだす。そして最期の時が訪れる・・・。

舞台上で行われる殺人の場面、死刑の場面など結構生々しくて、息が詰まります。

 

6.ある愛に関する物語

毎夜、向かいの部屋に住む美しい女性マグダを望遠鏡で見つめる郵便局で働く19歳のトメク。彼はあの手この手を使って何とか彼女への接近を試みる。トメクは遂にマグダに「愛している」と想いを伝え、デートをすることになるのだが・・・。

覗いて妄想しているうちが一番良くて、いざ実物と接して思いを遂げてしまうと急に色あせるってよくあるパターン。

 

出演する役者さんはいわゆる人気俳優ではないので、役に合わないけど客が呼べるから配役した、と言うのとは違い役どころとピッタリ合っている分妙にリアルです。その辺は一般商業演劇と違って新国立劇場企画というところならでは。

元の話は1988年にポーランドで公開された「殺人に関する短いフィルム」「愛に関する短いフィルム」その2本の映画とそれから改めて始まった10本のテレビシリーズ「デカローグ」だそう。

35年前のポーランドの空気の中で観たらだいぶ違う印象なのかも。

 

ところで出演俳優の「寺十吾」って「寺 十吾/てらじゅうご」かとおもったら「寺十 吾/じつなし さとる」と読むのを知ったのは最近のことです。今回は演者でしたが、演出や映画監督もされている方ですね。

 

アフタートーク付きの回でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナビレラ〜それでも蝶は舞う@シアタークリエ

 

元々は韓国の漫画だったそうで、それがNetflixの動画になったり舞台化され、今回日本版の初演。

都民半額観劇会で7000円で鑑賞できました。

 

三浦宏規ははまり役。彼は5歳からバレエを習っていたのが足を痛めてバレリーナとしての道を諦め演劇の道に進んだそうですが、そうした経験が見事に生かされてました。先日観た「メディア/イアソン」での子供の役との振り幅がすごい。ただ、バレエのレッスンに集中できないという設定が生活苦のバイトのためかと思いきや家は裕福なようだしちとわかりにくい。

 

対してその彼の踊りを観て、残された人生、若い頃からの夢を追いかける老人役の川平慈英は、やっぱりどうしても「川平慈英」なんですよね。普通の老人に見えない。市井の老人を演じるには彼のあくの強さが邪魔しちゃう。奥さん役の「岡まゆみ」が声のトーン含めいい感じのおばあちゃんなんだけど、川平はやっぱり「楽天マン」っぽいトーンのあの川平で。イメージ的には市村さんの方が「らしい」かな。

 

今回バレエ団が舞台の作品なので、その他大勢的な仲間も皆歌って(バレエが)踊れる俳優を集めたよう。ただ髪の色や髪型に特徴ある俳優さんがいるけど、バレエ団仲間と、昔のサッカー仲間だったヤンキーの二役で違う場面に出てくると一瞬同じ役のようにお見えてしまう場合もあり、あまり個性的な見た目というのは複数の役を演じるときは注意しないとなと思ったり。

 

6月8日まで