ギターボーカルしてみたい初心者のあなたへ。ざっくり教えます! | hey!masasicks

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一人では悩みを解決するのが苦手なあなたへ。このブログは僕のバンド活動、看護師の仕事、子育てなど、テーマを絞らずに日常を綴っています。
僕の人生観、思いや考えをシェアします。
心豊かに生きてゆけるよう、お役に立てたら幸いです。

バンドでギターボーカルと作曲を始めたい人へ。

 

今日はそんなテーマで行きたいと思います。

 

といっても、専門家ではないので、

自分の経験から話せる話題に絞ります。

 

あなたは、そもそも何でバンドをやりたいと思いましたか?

僕はですね…見返してやりたかったんですよ。

学校で楽しそうにワイワイやっている連中をw

 

バンドで有名になって、

そんな人達を気にせず、クールに歌ってギターも弾ける

カッコいい人間になりたかったんです。

 

要はひがみ根性から始まったわけですw

 

あとは、そんな根暗な高校生活を送っているもんだから、

当然、友達も少なかったんですよね。

昼休みも基本、教室で一人で食べていました。

時々、クラスメイトと一緒に食堂で食べたり、

僕と同じように孤立しがちなクラスメイトと食べたりする事は

ありました。

 

でも、心から仲良くなれる事はなくて、

ただ、お互いに孤独を埋め合う為の関係でした。

そりゃ普通に会話もするし笑いあう仲ではありました。

 

でも、校舎を出たら、外で遊ぶこともなく。

 

僕は、ブラスバンド部でしたので、

放課後は、ひたすらメトロノームと向き合って練習する日々。

男子も各学年に最高2名ずつしかおらず、

女子ばかりの花園だったのでしょうが、

まずモテませんでしたねw

部活は楽しかったですけど。

 

しかも、もともと、ドラムを叩きたかったんですよ。

リンキンパークみたいなラウドなロックがしたかった。

それで、軽音部もないしブラスバンド部に入ったけれど、

気が付けばサックス…女の子ばかりの集まりは、

やたらとグループで固まるし、とても気を遣ってました。

 

そんなこんなで、

僕の心はいつも満たされてませんでした。

 

その穴を埋めていたのが、曲作りでした。

 

誰にも話せないモヤモヤを歌詞にのせ、

ギターと楽譜とペンで、秘密の自作曲を作り、

1人で録音して、それを聴いて楽しむ…という。

そんな全然カッコよくない日常。

 

学校で楽しそうにしている連中が羨ましかったんですよ。

 

彼女も欲しかったし、バンドもしたかった。

でも、フラれたし。

誘われるバンドも全然すきなジャンルじゃなかった。

 

そんな独りよがりな妬みから、湧いたのが、

「バンドやりたい」という動機でしたw

 

と、そんな事は置いといてw

 

で、実際にバンドを始めるまで、

どんな事してきたか?というと、ざっくり話します。

 

(目次)

①ギターを入手する

②ギターの練習

③曲を作ってみる

④ギターを弾きながら歌ってみる

⑤バンドメンバーを探す

⑥バンド結成

⑦スタジオで練習してみる

⑧ライブ!

 

 

①ギターを手に入れる

これは、普通だったらお年玉や小遣いを貯めて、

入門セットなんかを買うと良いと思います。

お金がなければ、1万円以下でも売ってあるし。

ハードオフなんかのリサイクル店にも

安く売ってありますね。

 

僕の場合は、母親の知人からエレキギターをタダでもらいました。

バンドで上京していった母親の知人の息子さんが置いていったものです。

 

ギターアンプは、後々、小遣いで買いました。

2万円くらいの小さなフェンダーというメーカーのアンプです。

ヘッドホンを挿入できるので、周りに迷惑かけることもありません。

 

最初は、とにかくアンプがなくても、壊れてなければ、

弾けりゃ良いです。

 

まずは、

親戚や友達、友達の兄ちゃんとかに使ってないギターがないか

聞いてみましょう。

 

みんな、ちょっとギターをかじってみて、使わなくなって

ホコリかぶって押し入れやクローゼットに眠っていたりします。

 

それで、周りにいなければ、リサイクルショップやメルカリ、

ネットで安く購入するのもありです。

その時は間違って、安いからとジャンク品を購入しないように。

 

それが、心配でしたら、楽器屋さんで入門セットを。

店員さんにオススメを聞いてみましょう。

 

「いや、俺は本気だ!良いギターが欲しい!」

そんな情熱をお持ちの場合は、

最初から、ギブソンやフェンダー等、

有名なメーカーのギターを。

これも、買う前には店員さんと相談してみると

良いです。

 

youtubeでギターに関する動画もたくさんあるので、

ネットで調べてみてみ良いかと思います。

 

 

②ギターの練習

これはあまり参考にしないで欲しいのですが、

僕は全然練習しませんでしたw

 

こんな考え方をしていたからです。

ギターボーカルが、コードが弾ければ良い!とw

 

小難しいギターソロなんか、もし

自分の曲で入れたいんだったら、

専門家を加入させれば良いんですよ。

 

ギターが大好きで熱心に練習しているギタリスト。

もしくはすでにテクニックをある程度お持ちのギタリスト。

ギタリストの人口は多いですから、

お任せしましょう!w

 

それでも、いや、3ピースバンドで

ガッツリギターも弾きたい!

そんな方は、

今ならyoutubeで初心者の為の練習方法から

レクチャーしているyoutuberさんもいるので、

そのチャンネルと登録して練習を進めると良いと

思います。タダだし。

 

 

で、どんな練習をしていたかと言うと、

 

僕ははなから、諦めていたので、

ひたすらコードの押さえ方を練習していました。

 

みんな、「F」コードで挫折するのですが、

それも、最初挑戦しました。

即辞めましたw

 

じゃあどうしたかと言うと、

出来そうなコードからやってみました。

 

ちなみに、僕が最初に覚えたコードは「D」コード。

あとは、「Em」、「Am7」、「G」とかですね。

 

問題の「F」ですが、これが不思議なもので、

1週間ばかし、ギターに触ってなくて、

久しぶりに弾いてみたら、押さえられるようになってました。

 

人は眠っている間に、脳がフィードバックして

学習するとかしないとか、そんな話もあるので

そんな感じですかね。

 

なので、

「F」コードを押さえられないからって諦めなくて大丈夫です!

 

それで、押さえられるコードが3つ4つできるようになったら、

どうしたか?

 

僕は、もう廃刊になったそうですが、「月刊歌謡曲」という雑誌があって、

その雑誌には、その時に売れているアーティストの歌の譜面が記載されてて、

その中で、自分が好きな歌を選んで、練習していました。

 

譜面には歌詞のメロディとコード進行も記載されており、

雑誌の後ろのページには、ギターのタブ譜(押さえ方の図)一覧が

載せてあったので、これ1冊で色んな曲の練習ができたんですよね。

 

まぁ、コードをかき鳴らしながら、歌うっていう形なので、

弾き語りしたい人なんかは、これ便利だったと思います。

 

他には、「Go!GO!GUITAR」なんていう初心者に優しい月刊雑誌も

ありましたけど、こちらも今は休刊になったようですね…

 

どちらも、バックナンバーは販売されているようですので、

気になった方は検索して購入してみるといいかも。

 

 

③曲を作ってみる

で、僕はコードをある程度、いくつか弾けるようになったところで、

何を始めたかというと、

 

さっそく曲を作り始めました。

 

練習で使っていた「月刊歌謡曲(ゲッカヨ)」のお陰で、

何となく、曲の構成ってこんな流れなんだって分かったので、

作ってみました。

 

楽譜ノートもしくはルーズリーフを買って、

確か、「C」、「G」、「Am7」、「Dm7」の4つしかコードを

使わないで作りました。

 

「F」弾けなかったんでw

 

何となく、弾き心地が良いコードの流れを組み合わせて

何となく出来たんですけど。

 

とにかく、できる出来ないを考えて、悩まずに、

四の五の言わずにやってみる!

これが良いと思いますw

 

学校じゃないんで、何をしようが怒られませんし、自由です。

 

そう!僕は楽器を手にする事、曲を作る事を通して、

自由を手に入れたんですよ♪

 

バンドはそう、自由を楽しめる場所だったんです。

書いてて思い出しましたw

 

で、曲をまったく作った事ないのに、

いきなり出来るわけないし、思いつかない!

そんな言葉が聞こえてくるのですが、ご安心を!

 

手っ取り早く作れる秘訣を教えます♪

それは…。

 

マネることですw

 

ギターの練習をしている時に、選んでいる曲って

好きなアーティストとかじゃないですか?

 

そんな好きなアーティストの好きな曲を

パクりましょう!

 

何でも最初は、マネから入るのが基本です。

 

みんな赤ちゃんの頃からマネしてますからね。

お茶碗の持ち方やお箸の持ち方、

習い事でやってた野球やサッカー、バスケ、水泳など。

 

みんな、最初はどうしてましたか?

先生や先輩がお手本を見せたりしていましたよね。

 

それはどんなオリンピック選手でも、

有名なプレイヤーやアーティストでも、

最初はマネから入ってます。

 

新しい事を始める時の、原則はまずは、

お手本を見つけて、マネをする事です!

 

どうせマネをするなら、憧れのアーティストが良いですよね♪

 

でもですね。

え!こんな複雑なコード進行、弾けない!

なんてことありますよね。

 

だったら、そのアーティストの曲にこだわる必要もないです。

 

目的は、「まず曲を作ってみること」それだけですから。

 

もし、こだわりたいのでしたら、

そのアーティストの楽譜を本屋で買うなり、

ネットで「(曲名) コード譜」で検索するなりして、

弾けそうなものを選びましょう!

 

これは、今の10代20代の方は、知らない方も

いらっしゃるかもしれませんが、

個人的には「ブルーハーツ」というパンクバンドの曲を

参考にしてみるのがオススメです。

 

1980~90年代に、すごく人気だったバンドで、

とてもシンプルでストレートなんですけど、

歌詞も良くて、みんなから今でも愛されているバンドです♪

そのバンドのボーカルのヒロトとギターのマーシーは、

今は、「クロマニヨンズ」というバンドをされています。

あ、クロマニヨンズの曲がいいですね♪

 

 

で、コード譜見つけたら、

コード進行をマネして、何をするかというと、

 

メロディを変えちゃうんですよ。

自作の歌詞をのせて。

 

楽譜が書けなくても問題ないです。

ノートにコード進行だけメモって、歌詞書いて、

その上にコードを一つ一つ書きゃいいんです。

とにかく、弾きながら歌えれば良いので。

 

ということで、

パクりたい曲を見つけたら、コード進行はそのまま。

メロディと歌詞だけで、あなたオリジナルのもに変える。

 

そしたら、あなたの初めてのオリジナル曲の完成です♪

 

これが、ギター1本と紙1枚とペン1本でできる作曲方法です。

 

慣れてきたら、少しずつ、コードの一部分を変えたり、

構成を変えたりすると、よりオリジナル性が高まります。

 

 

④ギターを弾きながら歌ってみる

で、曲作るも何も、

弾きながらまず歌えないんだよ!!

という壁にぶつかるんですよね。

 

ギターボーカルは、まずここをクリアしなければなりません。

 

これはですね。

 

もう、練習あるのみですねw

 

とは言え、僕なりの取っ掛かりはどうしたかと言うと、

まずは失敗したこと。

 

最初に、練習曲のギターのコード進行が弾けるようになる。

そして、歌を覚える。

で、同時にやってみた。

 

これは、僕の場合ですけど、全然できませんでしたね。

 

ギターに集中すると、歌が合わなくなる。

音程がずれる。タイミングが合わなくなる。

 

で、どうしたかと言うと、

 

無理やり、同時進行でやってみる!ですw

 

まぁ、前提にコード進行と歌、別々ならできる状態にしておいても

良いのですが、気にしなくて結構!

 

できなくてOK!とにかくやってみる!精神ですw

 

完璧を目指すと、失敗します。絶対に。

これは何でも。そして苦しくなってやめたくなる。

楽しくないし。

 

そう!楽しくなけりゃダメなんです。

ハードルを下げましょう!

 

小さなところからできるようになれば良いのです。

その積み重ねが自信につながります。

 

水泳だって、そうじゃないですか。

いきなりクロールはできませんよね?

 

最初は、水面に顔を突っ込めるとこからです。

次に、水中で目を開けられるかどうか。

それが出来たら、体を浮かせてみたり、

それからビート板を持って、バタ足で泳げるようになり、

クロールのフォーム。次は息継ぎ…と、

段階を経て、出来るようになります。

 

あとは、センスの問題なので。

 

ということで、まず何をしたかというと。

 

歌が始まるところからでいうと、

Aメロの1つ目のコードをじゃら~んと鳴らす。

そのコードの間に歌うべき部分を歌う。

これをゆっくりやる。

 

これが出来たら、次の部分。

といった感じで全体ができるまでやるんです。

 

とりあえず、この時点では、ギターは1つのコードを

じゃら~んと鳴らせりゃOKです。

 

それにのせて歌えたらOK。

リズムに合っていなくてもOK。

 

これが第一段階です。

 

そしたら、次は、ゆっくり自分ができる早さのテンポで良いので、

途中で、コードが押さえられなくて、曲が中断されたり、

テンポがズレないように意識して弾けるようにする。

 

ギターは、引き続き、じゃら~んと垂れ流すだけでOK!

あとは、歌も同じく、つまずかないように歌えること。

 

これが第二段階です。

 

そしたら、次は、ギターはじゃら~んとではなく、

リズム通りに弾けるようになること。

 

ここで、またギターに合わせて歌えなくなるんですけど、

こればっかりは練習の数をこなしてなんぼです。

 

強いて言うならば、

歌のあるメロディーを歌っている時、ギターをかき鳴らしている右手は、

上に弾き上げているか、下に弾き下ろしているか?

これを1つ1つ、合わないところ、出来ないところをチェックします。

 

ギターボーカルはその名の通り、

歌とギター、1セットでプレイするってことです♪

 

バスケで例えるなら、ジャンプシュートを放つ前、

一度、両膝を軽く曲げ重心を低くすると同時に、ボールを持っている両肘も曲げます。

そして、ジャンプする時には、両膝は伸びますね。それに合わせて

ボールを持っている両肘も伸ばしながら、

ジャンプした反動の勢いを手首→手のひらへと活かしながら、

スナップして、ボールをリングに向けて放つ。

これが一連の動作の流れです。

 

この時、シュートする時、意識は膝や肘、手首などに向いています。

その動きが連動して、ボールを勢いよく空中前方へ放つことができます。

 

弾き語る時も、同じように

意識が歌うことだけに集中するでもなく、ギターを弾くことに集中するでもなく、

両方を半分ずつ広く意識する。という感じです。

 

なので、最初は一つ一つ、

このメロディ、というか1つの音を歌う時、ギターの右手はどうなっているのかを

意識しながら、超ゆっくりからやってみましょう。

それで、1セットの動作にしてしまうんです。

 

バスケで初めてシュートの練習をする時も、

野球でも何でもスポーツだと、フォームの流れを練習しますよね。

それと同じです。これは、ドラムで8ビートを叩く時も同じ。

 

一見、両腕と両足が別々のリズムを規則正しく叩いていますが、

取っ掛かりは、一拍目は右手はハイハットを刻み、

右足でバスドラを打つ。これが1セットって感じで覚えていました。

それが出来たら、2拍目、3拍目、4拍目とそれぞれ、

両手両足がどのセットで叩くのか。

この一連が連続して出来たら8ビートが叩けます。

 

分かりにくかったらすみませんw

でも、こんな感じ。

 

でも、これが慣れてくると、

ギターを弾きながらでも、歌に抑揚をつけられるようになったり、

歌と全く違うリズムのギターリフを弾けるようになったり、

出来ることが増えてくるんです。

 

ドラムも然り。リズムのバリエーションが増えます。

 

という事で、ここまで出来たら、

別にバンドじゃなくても、1人で弾き語りもできるようになりますね♪

 

 

「いや、でも俺はバンドがしたい!」

 

僕と一緒ですねw

 

では、次はどうやってバンドを組み、ライブをするか。

 

僕の経験からですが、

お伝えしようかと思います!

 

長くなってきたので、今日はここまでw