アルファタウリ デ・フリース解雇、後任はリカルド その3 | masashik0305のブログ

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ジャンルを問わず、思い付いた事、気になった事を書いていきたいと思います。

とは言え、自作PC関係の話やF1関係の話、ドラマの話なんかがメインになると思いますが。

マルコランド・ノリスのマネージャーと接触した事が報じられ、ペレスの後任にしたいと明言したようです。

 

リカルドより速い事は証明済みですし、年齢的に言っても後5年は安泰でしょう。

そうなると角田昇格の目は完全に無くなるのですが。

個人的にはフェルスタッペンが嫌がるような気がしています。

ドライバーとして本当の意味で互角の相手がチームメイトになるのは初めてですから。

 

現実的には、トップ5に入るノリスをマクラーレンが手放すとは思えず、ノリスも復調の兆しが見えるマクラーレンを去る事ないと思いますが、もし実現すれば、ペレス、デ・フリースに続いて育成外から3人目にいう事になります。

 

これらの話は、どこよりも多くの育成ドライバーを抱えるレッドブルがそこからドライバーを供給できなくなっているという事実を意味しています。

 

ベッテルフェルスタッペンという成功例だけが語られる事が多いですが、育成と言っても、モノになりそうな若手に参戦資金を提供するのがメイン(それも大事ですけど)で、基本的にはF2を見て分かる通り「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」方式です。

 

たまたまベッテルフェルスタッペンという当代トップクラスの才能と契約出来ただけで、見逃した才能も多く、モノにならなかったドライバーに至ってはその何十倍も居る訳で・・・

 

最近ではそれが「数撃ってるのに当たらない」になりつつあるように見えます。

やはり年々マルコの目は節穴化しつつあるような・・・

 

そんな事もあってレッドブルの育成プログラムは終わるのではないかという説も出ているようです。

 

言ってみれば、PUを内製すると言って、RBPTを設立し、エンジニアを何百人もハイヤリングしているのに、やっぱり他所から調達する、と言っているようなものですから、ミンツラフのような経営陣からすると許せることではありません。

マテシッツ存命中はミンツラフのポジションもマルコが仕切ってたので問題になっていなかっただけでしょう。

 

さて、となると、次は角田君や岩佐君の行く末が心配になります。

 

角田君にしても岩佐君にしても最大のネックはホンダです。

 

ホンダを無視すれば、単純に速いか遅いか、ランキングで上位に入れるか否か、という問題ですが、ホンダが絡むとそう単純ではなくなります。

 

例えば、シーズン後半、角田君がリカルドに完勝して、ペレスの後任候補に浮上しても、ホンダが「アストンに乗って欲しい」とか言っている限り、長くて2年しか乗せられない訳で、それなら時間的縛りの無いドライバーを乗せようという事になるでしょう、

岩佐君にも同じ事が言えます。

 

メーカーのプログラムは自社の為であってドライバーの為では無いので仕方がない部分もあるのですが。

 

いずれにせよ、ホンダには一刻も早く「角田君や岩佐君のキャリアの妨げになるなら、喜んでリリースする」と発表して貰いたいものです。