Windows 11が選択可能な中古PC | masashik0305のブログ

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ジャンルを問わず、思い付いた事、気になった事を書いていきたいと思います。

とは言え、自作PC関係の話やF1関係の話、ドラマの話なんかがメインになると思いますが。

最近Webに中古PC(ノートPC)の広告が出るようになった。

 

特に購入予定は無いのだが、興味本位で見ていると、OSとしてWindows 10か11を選べるようになっているものがある。

 

にしては価格が安いので、CPUを確認すると、第4世代や第5世代のものだったりする事が多い。

 

動くか動かないかで言うと自分も動かしている通り、あるツールを使えばインストール出来るのだが、商品として売ってよいかはまた別問題のような気がする。

 

マイクロソフトのサイト

Windows 11 でサポートされている Intel プロセッサ

では第七世代以前のものはサポート対象となっていない

 

だが、販売している中古PCの商品説明に本来Windows11はサポート対象外といった注意書きは見当たらない。

 

どういう知識やスキルレベルの人がこういった中古PCを購入するのか分からないが、本来サポート対象外で、インストールにはあるツールを使ってチェックの回避が必要、といった事を知らない人であれば、何か不具合が起きた時に、本来あり得ないOSとCPUの組み合わせだと思いもせず、メーカーやマイクロソフトに問い合わせたりしそうな気がする。


トラブルシューティングの能力は、知識やスキルに比例するので、分かっている人なら自力で解決出来る事でも、分からない人であれば、誰かに頼らなくは解決出来ないという事になるだろう。

 

そして知識が無ければ無いほど(ビジネスモデルを理解していない為か)販売店では無く、メーカーに頼る傾向が強くなるように思う。

 

20年以上前、当時の勤務先であるITメーカーの営業所に、量販店で弊社製のPCを購入した消費者がWindowsの使い方について電話して来たことが何度かあった。

 

掛って来たは番号は確かに営業所だったり支店の番号なのだが、数千万円~の中大型システムを販売する営業所/支店で、量販PCの販売には全く関わっていない部門だった。

当然量販PCのサポートは全くの担当外で、基本は販売した量販店で行う事になっていたと記憶している。

 

勿論製品マニュアル等にその旨記載されていたと思うのだが、マニュアルをきちんと読むユーザーなど一握りしかいない。

○○会社製のPCなのだから、○○会社に電話すればいいと思っているユーザーが大半だった。

 

今はそこまで無知な消費者は少なくなっているとは思うが、それでもメーカーに電話する人は少なからずいるだろう。

 

すると、サポートを受けられないどころか、ライセンス違反とか言い出されかねないような気がする。

 

正々堂々売っているので法的に問題は無いのだろうが、モラル的にはあまり正しくないような気がするのだが。

せめて、注意書きくらいはあって然るべきかと。