Mリーグ2021-22 セミファイナル 3月29日 2試合目 オーラスでの出来事 | masashik0305のブログ

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ジャンルを問わず、思い付いた事、気になった事を書いていきたいと思います。

とは言え、自作PC関係の話やF1関係の話、ドラマの話なんかがメインになると思いますが。

 

3月29日のMリーグ2021-22 セミファイナル 2試合目オーラスでちょっとした出来事がありました。

 

画面に表示され、実況解説陣が把握している点棒状況(1)と選手達が認識している点棒状況(2)にずれがあったのです。

トップ目の石橋選手の点数が実際より1000点低く、ラス目の伊達選手の点数が1000点高くなっていました。

 

発覚したのは、(2)なら上がればトップ、(1)なら上がっても2着のままという仕掛けを岡田選手が入れた後

 

まず、伊達選手が「声が聞こえる」と言い出しました。

これは後で審判室の声だった事が分かったのですが、その後、審判から点棒の間違いについて訂正が入りました。

 

これにより、岡田選手は上がっても2着という事になるのですが、そこで伊達選手が「そのまま続行なのか?得点が違っていると認識していれば、戦い方も違ったはずだが」と質問を入れました。※1

 

結局、解説の瀬戸熊さんが指摘した通り、点棒の授受は選手の責任である事から、点数だけ修正して試合続行となり、岡田選手が着順アップの無い1000点を上がって試合終了となりました。

 

事の発端は、伊達選手石橋選手に跳満を放銃した際、場にあった供託1000点を石橋選手に渡さずに自分の点棒入れに仕舞ってしまった事にありました。

 

そして、ラスとトップのインタビュー。

伊達選手のインタビューは見ていないのですが、もう一人当事者である石橋選手が最初に謝罪したのに対し、点棒授受の件に触れなかったのか触れたとしても後回しだったのか、少なくとも最初には謝罪しなかったようです。※2

 

※1は、自分が問題の発端だったくせに、自分の状況だけ考えて質問するのはけしからんという批判を見掛けました。

 

これについては、点数問題が発覚する前に、着順が変わらない岡田選手の1000点の仕掛けに付いて実況/解説席から疑問の声が出ていた事で分かる通り、「正しい点数であったなら岡田選手の打ち方が変わっていたのではないか?」という意味である事は普通の人ならすぐに分かるので、無視しますが、※2についても最初に謝らないのは人間性を疑うといった非難がSNSで出たようです。

 

これについて、独断と偏見に基づいて考察したいと思います。

 

その後の伊達選手のツィートをみると、まず麻雀の内容に対する反省ツィートが2発、恐らく、麻雀の内容より点棒授受を誤るのが先だろうといった批判があったのでしょう。

その1時間後にチームの公式ツィッターの謝罪をリツイートする形点棒授受に関するツィートをしています。

要するに、それまで点棒問題についてコメントする必要性を感じていなかったという事でしょう。

 

そしてチームの公式ツィッターで公開された控室に戻ってくる様子の動画。インタビューの前なのかも知れませんが、

口元に笑みを浮かべながら走って帰って来て、「すいません、すいません」と言いながら机に突っ伏してしまいました。

 

麻雀の内容は自分1人(とチーム)の問題ですが、点棒問題は他の3人(チーム)も関係する事ですから、それを気に病んでいれば、もっと殊勝な態度だったのでは?と思います。

 

等々を考え合わせると、伊達選手はSNSで批判されるまで、点棒授受のミスをそれほど大きな問題だと思っていなかったと推測されます。
問題を起こした自覚が無いのですから、謝らないのも当然で、これは人間性の問題というよりも、ルールに関する知識や認識の問題でしょう。

 

そしてその後、岡田選手がMリーグでトップ目だったのに点棒状況を誤認識した打牌で単独トップを逃すミスをした時の事をnoteに上げました。

 

そのリンクを、一番の被害者で岡田選手が許してくれて、優しい、というニュアンスで伊達選手がツィートしています。

 

相手が許してくれたから反省しなくて良いという事ではありませんし、本当に反省していればそれが伝わる書き方になると思うので、この時点でも伊達選手は、「どうやらとんでも無い事をしてしまったらしい、すぐに謝らなかったのはいけなかったけど、でも点棒授受の間違いはそんなに叩かれるような事なの?」という感じでツィートしてしまったような気がします。

謝らなかった事を叩かれ過ぎて、点棒授受のミスでは無く、謝らなかった事が問題なのだと取り違えてしまった可能性もあるような気がします。

 

上記は憶測ですし、当たっていたとしてもプロとして認められない事だと思いますが、麻雀格闘倶楽部は推しの1つですから、頑張って欲しいです。

 

それはそうともう1つの推しチームPirats石橋選手のトップでファイナル進出圏内の4位に浮上しました。

解説の瀬戸熊さんが、セミファイナルで敗退するとMリーグのメンバー入替ルール、優勝-5位-5位だとアウトで、4位-8位-4位ならセーフなのですから、考えればおかしなルールですが、それが適用になると盛んに煽っていました。

雷電の瀬戸熊さんに言われる筋合いはないと思いながら聞いていましたが、この調子で頑張って欲しいですね。