一度読んだ本を何度も読み返すという事はあまり無いので、基本的には、紙媒体で購入し、読後は売却する、というのがパターンなのですが、それでも、また読みたくなる事があります。
という訳で、書籍を撮影して、電子書籍にしてみました。
手順は以下の通りです。
1. 全ページを撮影する
2. 撮影したページを文字認識させる
eTypistなどkOCRソフトも持っているのですが、10年以上前のソフト
の為、認識精度はそれほどでも無いと思い、今回はGoogle Docsを
使用しました。
上の画像は下のように認識されます。
3. 認識した文章をワード等に貼り付ける
これを延々と繰り返します。
最初の方で、レイアウトを実際の本に合わせ、全てが終わったらpdfとして出力して完了です。
Google Docsの認識精度はかなり高いです。
画像がボケていても、7,8割は正しく認識してくれます。
コツは、ページを極力平らに保つ事でしょうか。
330ページくらいの小説をpdf化するのに延べ6,7時間くらい掛かったように思います。
これで節約できるのは1500円くらいですから、時給200円ちょっと。
全く、割に合いませんね。
画像やpdfを販売すれば別ですが、そんな事をすれば著作権法違反で、もっと割に合わない事になりますし。
これなら、素直に電子書籍版を買った方がマシです。
こんな事は今回限りになりそうです。