昨冬は、6畳まで用の反射式石油ストーブで一冬凌いだのですが、
・点けると、足元は寒いままなのに、座った時の頭のあたりは暑過ぎ
・基本的に火力調整は出来ないに等しい※
※6畳まで用は調節機能なし
・給油タンクが小さく、2日に一度がそれ以上のペースで給油が必要※
※仕様としての連続運転時間は13時間程度
という事で、このところの記録的な石油高もあり、石油ファンヒーターに買い換える事にしました。
石油高ですが、切っ掛けはコロナ禍による需要減退ですが、各国の増産要請に産油国が応えないのは、カーボンニュートラル運動で増産しても批判され、需要の拡大も限定的という読みがあるからのようです。
カーボンニュートラルの影響で資金が集まらず油田の開発もままならないようで、シェールガスの増産も足を引っ張られているようです。
明日までCOP26が開催されていますが、複雑な背景など分からないまま広告塔として使われるグレタのような人間もいますしね。
石油ファンヒーター購入にあたっては、多少調べたのですが、エアコンと経済性を比較しているサイトが幾つかありました。
東京の気温で1L130円ならエアコンがギリお得というものだったのですが、1L130円て何の価格でしょう?
経産省がバブルの頃並みの高値と発表したのは1L108円なんですが。
要するに、実際の灯油価格だと、東京でも石油ファンヒーターの方が遥かに経済的という事のようです。
購入にあたっては、下記の観点で選びました。
・最小火力時の燃費が良いもの
・消費電力が小さいもの
現在の石油ファンヒーター市場は「ダイニチ」と「コロナ」の二強状態で、ここ数年「ダイニチ」がシェアNo.1のようです。
「トヨトミ」というメーカーもありますが、探す方が大変そうです。
以前私が北海道に住んでいた頃、「トヨトミ」は有りましたが、「ダイニチ」なんて全く聞かなかったのですが、今はホームセンターに行っても展示されているのは大半が「ダイニチ」の製品です。「トヨトミ」に至っては店頭で見掛けた事すらありません。時代は変わっていくという事なんでしょうね。
「ダイニチ」は点火まで35秒と速い代わりに、運転時の消費電力が大きく、「コロナ」は点火まで55秒と遅い代わりに、運転時の消費電力が文字通り桁違いに小さく、一番火力を絞れる、という特徴があるようです。
シェアの違いは、製品力では無く、仕入れ条件含めた営業力という事ですね。
その2に続く