危機意識の緩み | masashik0305のブログ

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ジャンルを問わず、思い付いた事、気になった事を書いていきたいと思います。

とは言え、自作PC関係の話やF1関係の話、ドラマの話なんかがメインになると思いますが。

東京の新規感染者も1,000人を切り、このシルバーウィーク明けの状況次第では第5波も収束と言えるところまでやって来ました。

 

それは喜ばしい事ですが、周囲を見てみる危機意識が低下していると感じます。

 

HTB北海道テレビ(テレ朝系列)ではHTB麻雀部というYouTubeチャンネルを持っていて、同局のアナウンサー、アシスタントの他、日本プロ麻雀連盟北海道本部のプロ達がゲストとして出演した対局動画をアップしています。

 

明日、9月19日(ライブらしい)のゲストはMリーガー瀬戸熊プロです。

北海道本部のプロなら問題無いと思いますが、緊急事態宣言下で月末で解除できるかの鍵を握るシルバーウィーク中に、自粛等の対策を啓蒙する立場にあるTV局がエンタメ企画の為に県跨ぎをさせるのはどうなの?と思わざるを得ません。

TV局がワイドショーなどで盛んに批判していた官僚や公務員の宣言下の会食と何も変わらないでは無いですか。

 

テレ朝系列なのでHTBが呼ぶなら風林火山の選手かな?とも思うので、連盟の仕事で来札し、そのついでに出演して貰う事にしたという可能性も否定できません。

雀荘が有名プロを呼ぶ、この時期にいかがなものかとは思いますが、雀荘にとっては死活問題でしょうから、それは許容せざるを得ないでしょう。

ですが、TV局は違います。

自らが呼ぶのは言語道断ですが、ついでだとしても、まともな危機管理意識の持ち主であれば、「うち(HTB)が呼んだと思われる。自粛を呼びかける立場でそれは有り得ない。折角の機会だけど出演オファーは宣言明けまで待とう」という判断になるのではないでしょうか。

 

その為だけ来るのであれば、台風の影響で来られないかも知れませんが。

 

そして、パチンコ動画。

パチンコ店は第一回目の宣言で協業要請対象になりましたが、クラスター等を出す事も無く、現在では普通に営業しています。

昨年も書いたような気がするのですが、元々台と台の間は分煙ボードと呼ばれるアクリル板で仕切られている上、連れ打ちでも無い限り、客が話しかけるのは台であって隣の客ではありませんから、パチンコ店が感染源とはなりにくいと思っています。

 

ですが、遠征して打つとなると話は別でしょう。

それが仕事のパチンコ雑誌のライターなら、生活が懸かっているので仕方が無い部分はあると思いますが、YouTubeにパチンコ動画を上げている学生が新幹線に乗って他県に打ちに行く不要不急を絵に描いたような移動で、昨年なら自粛警察の摘発を受け、炎上していそうなものです。

ですが、今はそれに違和感を覚える人の方が少ないようです。

 

等々、皆の危機意識がマヒして来てるのは間違いない気がします。

皆が第一回目の宣言の時の意識であれば、第5波ももう少し小規模でもっと早く収束した可能性が高かったはずです。

恐らく冬には第六波が到来するでしょう。

それを早く鎮静化するためにも意識だけは高く持っていたいものです。