東京の新規陽性者の数が減って来ています。
その理由は?と話題になっていますので、物凄く乱暴にまとめてみました。
細かい点については間違っている事もあると思いますが、イメージ的にはそうズレていないと思います。
陽性
体内のウイルスの数が一定量を超えた状態
発症しやすく、他人に感染させやすいとされる
閾値は国によって違い、日本は他国より少ないウイルス量でも陽性
と判定している。
陰性
体内のウイルスの数が一定量を下回った状態
無感染とは断言できない
仮に感染していても発症しにくく、他人に感染させにくいとされる
無感染
体内にウイルスがいない状態
PCR検査
日本においては自覚症状が検査のトリガーとなる為、無症状で検査
を受けているのは濃厚接触者のみと思われるが、その追跡も手薄に
なっているため、無症状陽性者の数は増えていると思われる。
ワクチンの効果
感染予防
効果はあるとされるが、検証するには広範囲な抗体検査が必要で、
事実上不可能なため、立証は困難。
発症予防
陰性程度のウイルス量であれば、未接種でも症状が出ない為、陽性
程度のウイルス量の話だと思われるが、95%程度効果があるとされ
る。
日本においては前述の通り、発症していなければ陽性判定を受ける
ケースが少ない為、ワクチン接種により発症を抑えられてはいるが、
ウイルス量は陽性程度という隠れ陽性の人が増えていると思われ
る。
重症化予防
これも95%程度効果があるとされる。
ブレークスルー感染
ワクチン接種済みでも陽性と判定されるブレークスルー感染が出ている。
ワクチンの従来株に対する発症予防効果も100%では無いのだから、感染予防効果はそれ以下のはず。
(発症する人が居る以上、感染した人が居て、無接種より発症しないのであれば、それなりの数の人が感染していた事になる)
ならば、接種済みで陽性の人が現れるのは従来株であっても有り得る話でマスコミは騒ぎ過ぎ。
ワクチンの意義は、感染(陽性化)しない事では無く、発症しない、発症しても重症化しない事だと思う。
実はワクチンを接種しても、それなりの数の人が感染しているとなると、感染してウイルス量は陽性程度だがワクチンの効果で発症を抑えられ検査の必要性を感じず、未検査故発覚していないという隠れ陽性の人が相当いるという事になる。
日本人の50%以上が2回受けているのだから、現在の新規感染者が50%以下の未接種の人だとすると、最悪同数以上の人が無症状感染者として潜伏している可能性もゼロでは無い。
感染しない感染させないが重要なのいうまでも無いですが、ワクチンを打った人は特に他人に感染させないように、未接種の人は特に感染しないように心掛けるようにしたいですね。