COVID-19の経済対策として、所得制限有りの30万円支給から、一転して一律10万円給付の方向に変わりました。
まだ、決定ではありませんが、
総理は「リーマンショックの時は案内の配布だけで3カ月掛かったので、スピード感を持って、ネットでも申請出来るように」
財務相は「5月の出来るだけ早いうちに手元に」
とコメントしているようです。
で、方法ですが、黙っていても支給される訳では無く、申請ベースとなります。申請を忘れると貰えないので要注意です。
・各世帯に氏名印刷済みの申請書が郵送される
・それに記入して郵送にて各自治体に申請
・マイナンバーカードを保有(しているだけでは確認できないので、更にPASORIなどの証明書対応のICカードリーダーを保有)している人はネットでも申請可
という訳でネットで申請出来る人は極めて限定的になると思います。
私もe-Taxに使えるPASORIは持っていますが、マイナンバーカードを持っていないのでNGです。
(追記)
マイナンバーカードを保有しており、マイナンバーカード対応NFCスマートフォンを持っている方であれば、ネット申請が可能です。
各世帯に氏名印刷済みの申請書を郵送、という事ですから、財務相が「5月の出来るだけ早いうちに手元に」届けたいと思っているのは給付金では無く、申請書でしょうね。
数千万世帯からの紙の申請書を処理する訳ですから、給付は早くて6月開始、日本政府のスピード感から言って7月以降の開始になるような気がします。給付が終わるのは9月とか10月でしょうか。
さて、気になるのは、各世帯に氏名印刷済みの申請書が郵送、です。最近も各世帯に郵送されるとされているものがありました。
そう、アベノマスクです。
発送は始まっていますが、まだ届いていない世帯が殆どでしょう。
諸外国と同じくらいのスピード感で、一律給付をもう数週間早く決めていれば、84円×5,000万世帯=42億円、支出を抑える事が出来たのです。
国民は早くしろ、と言っていた訳ですから、この42億円は税金を使うのではなく、首相を中心とした方々、個人で弁済して頂きたいくらいですね。