タミヤ 1/20 グランプリコレクション No.64 ウルフ WR1 1977です。
1977年にデビューウインを飾ったマシンです。
1台でのエントリーでしたのでコンストラクターズは4位でした。
設計(監修)はハーベイ・ポスルズウェイトさん(博士、故人)です。
ハーベイさんは、2000年からコンストラクターとしてF1参戦を目指したホンダが製作したテストマシン RA099の設計者です。
1999年の合同テストに参加し、パパ・フェルスタッペン(ヨス・フェルスタッペン)のドライブで3日間ともトップタイムを記録しました。
その後、ハーベイさんが急死したため、コンストラクターでは無く、BARへのエンジン供給によるF1復帰となりました。
ホンダ RA099
WR1はエンジンにフォード・コスワースDFVを搭載した典型的なキットカーです。
そう言えば、プラモデル製作記をネットで探している時、DFVを積んだF1カーを作っている方が、DFVの事は良く知らない、と書いていました。
DFVの事を知らない世代がDFVを搭載したマシンを作りたいと思うんですね。なんか不思議な気がします。
私が最初に作ったF1のプラモデルはタミヤの1/12 「タイレル・フォードF1」というキットでしたし、その後、マクラーレンM23(マルボロとヤードレーの2台作った記憶が・・・)やロータス72D、タイレルP34なども1/12で作っていますので、F1のエンジンと言えば、フォード・コスワースDFV、後はフェラーリとかマトラとか、その前だとBRMとか・・・
タイレル・フォードF1は、モデル名で言うとタイレル003です。
ドライバーはジャッキー・スチュワートとデニス・フルムだったような。
さて、そのDFVです。
エアファンネルの上の金網のカバーは瞬間接着剤で固定するよう指示されているのですが、エアファンネルはカバーを付けるようになっておらず、乗せて適当に付けるしかないという感じでした。
エキゾーストパイプは1本1本バラバラになっていて綺麗にまとめるのが大変です。
で、いきなり完成。
ボディはダークブルー(スプレー)が指定されているのですが、CB750Fで購入したダークマイカブルーが余っていたので、それを使用しています。
10年後くらいのマクラーレンMP4/4と比べると、リアタイヤのサイズは同じに見えますが、フロントタイヤは明らかに小さく見えます。
ホイールは同じだったように思うので、1990年前後の方が扁平率が高いんでしょうか?
デカールがしわしわになっていますが、かなりの面積、それも曲面に貼ろうとしているため、どうしても綺麗に貼れなかったので、クリアのスプレーを吹き付けたら吹き付けすぎてしまったようです。