科捜研の女、年内最後の放送は12月19日放送でした。
警察学校に異動になった土門に続いて、蒲原刑事も広域サイバー捜査係への異動が内示されてしまいました。
そして登場したのが、サイバー犯罪対策課の堀切(中村俊介)。
蒲原と一緒に聞き込みしたりしてるんですけど、サイバー犯罪対策課って基本内勤だと思うので、事務官では無いにしても刑事では無い(捜査権が無い)のでは無いかと・・・
例えば、警察のシステム部門である情報管理課にも技官だけではなく警部や警部補という人は居ますが、刑事では無いので、当然捜査権はありません。
警察学校に異動になった土門も警部補ですが、刑事では無いので捜査権はありません。
サイバー犯罪対策課の堀切も同じでは無いかと思うのですが、次回予告に「名探偵刑事」と出ていましたから、刑事という設定のようです。
中村俊介=浅見光彦のイメージを最大限利用しようという訳ですね。
蒲原にも、犯人の心に寄り添う刑事を評されています。
一方、土門は良く言えば昔ながら、悪く言えば独善的で高圧的な刑事そのものです。
ドラマの中でも、単なる参考人に過ぎない人物(この時点では任意の単なる事情聴取)に取り調べのように威圧的に迫ったりするシーンが良く見られます。
科捜研が発見した証拠等で最終的に真犯人に辿り着いているので、大事には至っていませんが、科捜研が居なければ、冤罪連発の問題刑事では無いかと。
登場当初のやさぐれた感じも、w/o 科捜研の土門の実力を表しているような。
犯人扱いした参考人に申し訳ない素振りも見せませんしね。
さて、もう一つ。
予告編の最後に、捜査一課にベテラン刑事が集められていて、「あの男が帰ってくる」とテロップが出ました。
「あの男」とは誰なんでしょう?
とあるサイトでは、以下のような候補が挙げられていました。
・土門がもう復帰
・内藤剛志演じる元プロファイラー武藤要
・マリコの元夫、渡辺いっけい
このタイミングでの土門の復帰は、そもそも何故異動させたのか?という話になるので呼び戻す事は無いはずで、戻るとすれば、警察学校をクビになったしか考えられず、その場合は当然左遷でしょうから、現場復帰するにしても所轄では無いかと。
と考えると、流石に土門は無いでしょう。
刑事が集められているという事から、武藤要(2018のSPに出てますし)
や左遷されたとは言えキャリアである渡辺いっけいも無いかと。
ただ、予告で流れる足元はとても土門ぽいです。
その他過去のレギュラーで「あの男」候補
・小林稔侍演じる木場刑事 → 殉職してます。
・葛山信吾演じる上原刑事&榊英雄演じる新山刑事
→ 共に1シーズンのみのレギュラーで「あの男」にしてはインパクト
弱すぎ?
・マリコパパ → 刑事じゃないし、「あの男」という感じでも無い。
・芝監察官(戸田菜穂) → そもそも男じゃないし。
・高橋光臣演じる権藤刑事 → 殉職してます。
・土門の元相棒で怪我で内勤に変わっていた木島修平(崎本大海)
→ 怪我が完治して現場復帰という線も無くも無いが、出演していた
頃は小僧だったしなぁ。
こうやって見ると「あの男」ぽいのは既に殉職している二人。
惜しい人を亡くしてしまったものです。