メイウェザーが公式戦には合意していないとSNSでコメントし、流れたかに見えたメイウェザーvs那須川天心ですが、榊原社長が誤解は解けたと語り、メイウェザーも試合をするとコメントしたようです。
その試合ですが、3分3Rのエキジビションマッチでキック無しのボクシングルールになる模様です。
無敗の5階級制覇チャンピオンとして、10Kg以上軽い相手、しかもボクシングが専門では無い相手とボクシングルールで戦う事に多少は恥ずかしさを感じて欲しいところですが、ビジネスマンであるメイウェザーは全く気にしていないようです。
逆に、那須川天心の周りを9分間回り続けるだけで、3分3Rのエキジビションとして史上最高額のファイトマネーが手に入ると嘯いているようですし、これからも(楽な試合でファイトマネーを払ってくれるのであれば)世界のどこにでも現れると言っているようで。
さて、これ、やる意味あるんですかね?
これなら、ヘッドギアや脚のパッドを蹴る方にも蹴られる方にも着けて、何ならメイウェザーは胴にもプロテクター着けて、本気でキックを叩き込めるような試合にした方が良い気がします。
キック無しとなると、リーチの差やディフェンス技術の差で那須川のパンチは全く当たらないでしょう。
逆に体重差から那須川の被弾は即KO負けに繋がりかねません。
体格に勝り、強いと思われる方がハンディ貰ってどうするんでしょう?
元々の条件として、PPV(Pay per View)にはしない、があったそうですが、お金を払ってこんな試合を見せられたのでは暴動が起きそうです。
日本は地上波で放送=無料放送でしょうから、最悪につまらないと分かっていてもそれなりに見る人も居ると思いますが。
いつもの格闘技イベントのように番組開始から数時間、散々煽って引っ張って、最後の最後に日本格闘技史上最大の茶番を見せられるという最悪の大晦日になりそうな気配が濃厚です。