F1の2018年、ラス前のブラジルGPのFP2まで終了しました。
トロロッソ・ホンダはスペック3と空力アップデートが2台に揃って投入されており、それぞれの真価が問われるレースですが、ここまでは期待外れに終わっています。
ルクレールがFP1からFP2で同じタイヤで0.4秒アップしていますので、トラックコンディションの向上分だけで0.4秒前後ある事になります。
ルクレール 1:10.346 → 1.09.943
(スーパーソフト → スーパーソフト）
一方、トロロッソは、FP1はスーパーソフトを温存していたため、遅くても当たり前だったのですが、FP2ではスーパーソフトを投入したものの、0.5秒前後の向上に留まりました。
ガスリー 1:10.934 → 1.10.330 (-0.604)
ハートレー 1:11.176 → 1.10.734 (-0.442)
トラックコンディション分が0.4秒とすると、タイヤの違いによる向上分が0.2秒や0.04秒と非常に不満の残るFP2でした。
特にハートレーは放出止む無しの低調なパフォーマンスと言っても差支えないと思います。
あくまでもFPはFPに過ぎませんが、そろそろ、ハートレーには自分に合った空力パッケージの真価を発揮して貰いたいところです。