やっぱりホンダPUに過度な期待は禁物な模様・・・ | masashik0305のブログ

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ジャンルを問わず、思い付いた事、気になった事を書いていきたいと思います。

とは言え、自作PC関係の話やF1関係の話、ドラマの話なんかがメインになると思いますが。

先日、レッドブル首脳が

レッドブル 「2019年にホンダとF1ワールドチャンピオンを狙う」

と言い出し、ガスリーまで

ピエール・ガスリー 「レッドブル・ホンダは2019年にトップを争える」

と言い始めて、期待(とプレッシャー)だけがどんどん高まるホンダPUですが、やはり過度な期待は禁物なようです。

 

今日から始まったメキシコGPですが、ガスリーハートレー共にPUを交換したようです。

ピエール・ガスリー、PU交換で後方グリッドスタート / F1メキシコGP

 

大体下記のような感じでしょうか。

 

ハートレー

 日本GP スペック3.0 シリアル1

 アメリカGP 初日 スペック3.0 シリアル1

         2日目 スペック3.1 シリアル1

 メキシコGP スペック3.0 シリアル1

 

ガスリー

 日本GP スペック3.0 シリアル2

 アメリカGP スペック3.1 シリアル2

 メキシコGP スペック3.0 シリアル3

 

ハートレーが交換したPUは日本GPで使用したもののようで、ペナルティはありませんが、ガスリーは新品との事でペナルティを受けるようです。

 

更に、ガスリーはFP1でPUのシェイクダウン程度の2周しかしていません。ちょっと心配です。

DAZNの解説はガスリーが走っていない事に気付いているのかいないのか、一切触れず、トラブルなのか、耐久性を心配して走らなかったのか、原因も全く不明です。

知っている事は見て来たように話すくせに、肝心なところでは役立たずですね。

 

レッドブル 「ホンダF1とのパートナーシップはすでにルノーよりも強固」

クリスチャン・ホーナーに上記のように持ち上げられていますが、とてもそんな状況では無さそうです。

 

下手をすると、PU交換で10レース目から3レース置きにグリッドペナルティを課せられそうな勢いです。

 

第10戦、第13戦、第16戦、第19戦とメルセデスやフェラーリより4レース少ないようなものですから、チャンピオンを目指すところでは無いようなん・・・

 

そのメキシコGPですが、FP1でルノーPUの逆襲が始まっています。

レッドブル2台にルノー・ワークス2台が続き、ルノーPUの1-2-3-4です。

こんな事は大昔のホンダエンジンを搭載したウイリアムズとロータスであわや1-2-3-4というくらいまで遡らないと無かったような気がします。

 

続く5位,6位はメルセデス、7位,8位はフェラーリ、9位にハートレートロロッソが付けています。その後ろはフォースインディア2台と続きます。

 

クリスチャン・ホーナーは、アメリカGPでホンダPUルノーPUより平均0.6秒速かったと言っていましたが、メキシコGP FP1のルノーPUの平均タイムは1:18.185、ハートレーが1:19.024でしたから、平均0.84秒遅かった事になります。

マクラーレン2台を除くとその差は1.587秒に広がります。

クリスチャン・ホーナーの言う0.6秒はマクラーレンが居てくれたからで、レッドブルとルノーの平均との比較では完敗だったのかも知れません。

 

ルノーの躍進とメルセデスとフェラーリの低調さ、そして来季のタイトルスポンサーが決まりモチベーションが上がっているはずのハースの低迷が気になるFP1でした。

 

[10月27日追記]

ガスリーがFP1を2周しかしなかった理由、スペック3.1のインストレーションラップを2周行った後、旧スペックに戻す作業していたためである事がFP2の冒頭に明かされました。

 

また上で、スペック3.1をスペック3.0に戻したと書きましたが、尾張さんの記事にスペック2.0に戻したという記述がありました。

トロロッソ・ホンダF1密着:多忙な初日を終えハートレーが6番手。新空力パーツに手応え

スペック3.0に戻したとした根拠は、2つのスペックに性能差は無いといった田辺TDのコメントを見掛けたからなのですが、きっと尾張さんの方が正しいのでしょう。

となると、ハートレーの速さが説明できませんが。