プロ野球の優勝争いは広島と西武でほぼ決まり、CS進出争いもパ・リーグはソフトバンクと日本ハムでほぼ決まり、残す楽しみはセ・リーグのCS進出争いくらいになりました。
そこで巨人の過去の成績や監督・コーチを眺めていたのですが、ある事を発見してしまいました。
1990年以降、
・巨人の監督で優勝していないのは、堀内恒夫と高橋由伸の2人だけ(堀内はヘッドコーチとして優勝経験あり)
・同一監督でのV逸は長嶋と高橋由伸の3年連続が最長
・チームとしては、2003-2006、原-堀内-堀内-原、現在の原-由伸-由伸-由伸の4年が最長
来年、高橋由伸が留任し、優勝できなかった場合、同一監督での4年連続V逸とチームとして5年連続V逸の新記録達成!
・ヘッドコーチとして優勝を経験していないのは、高田繁、山本巧児と村田真一の3人だけ(高田繁、山本巧児は一年で交代)
・過去に複数年ヘッドコーチを務めていたのは、下記の通り
近藤昭仁 3年連続、2年目に優勝
須藤 3年連続、2年目に優勝
原 3年連続、2年目に優勝
鹿取 2年連続、1年目に優勝
伊原 4年連続、1年目から3年目まで優勝
岡崎 2年連続、2年目に優勝
川相 3年連続、1年目から2年目まで優勝
村田真一 3年連続、優勝0回
・村田真一を重用していたのは原だけの模様
(現在の高橋由伸政権では経験の浅い由伸を補佐する目的で留任しているため、由伸の意思は反映していないと思われる。)
・村田真一は現役時代投手からの信頼が厚かったとされているが、当時数年間投手コーチをしていた堀内からは評価されていなかったらしく、堀内政権時は下野していた
・ヘッドコーチで、優勝を逃して留任しているのは村田真一のみ
他のコーチは優勝した翌年、優勝を逃しただけで交代させられている
・2015からの4年連続V逸は村田真一の総合コーチ及びヘッドコーチ就任から始まっている
目立った成績を上げていないにも関わらず、役職に留まるあたり、流石の処世術と言わざるを得ません。
私の知っている人にも、成果主義と言われる会社で、組織の売上を5年間で1/5にして、クビどころか左遷すらされずにいた奇跡の人が居ましたが、その人を思い出させます。
友人は、「あの程度の(極めて低い)能力で、あの地位を維持し続けるのは凄い!」と言っていましたが、その言葉を村田真一に捧げたいと思います。
さて、高橋由伸も本当に留任するんでしょうか?
世間から無能呼ばわりされている事は耳に入っているでしょうに、鋼のメンタルとしか言いようがありません。
来年は流石に村田真一は更迭でしょうから、村田真一の責任には出来ません。
もし、留任を飲むとすれば、今の体たらくは村田真一が無能な所為で、奴が居なくなれば成績は良くなるはず、と思っているように思います。