12番手スタートだったカナダGPでストロールに幅寄せされてクラッシュしてしまったハートレーですが、やっぱり空気の読めないお人のようです。
F1 Topic:カナダGPのFP3で発生したガスリーのPUトラブル。原因は新しくなったMGU-H?
FP3で新スペックのPUにトラブルが発生し、予選では旧スペックのPUに交換したトロロッソ・ホンダのガスリーですが、ハートレーがトラブルが発生したコンポーネントを示唆する発言をしてしまったかも知れません。
原因だけでなく、壊れた場所もホンダは明言を避けている。
だが、土曜日の予選後に行われたブレンドン・ハートレーの囲み取材で、こんなやりとりがあった。チームメイトのガスリーにトラブルが起きて心配はないかという質問に対して、ハートレーはこう返答したのである。
「僕のMGU-Hは、ピエールが搭載していた新しいものじゃないから、心配はしていない」
この言葉を信じるなら、今回ガスリーのPUにおきたトラブルは、新しく投入した新スペックのICE(内燃機関)ではなく、MGU-H(熱エネルギー回生システム)だということが想像できる。
(中略)
つまり、ホンダのアップデートはICEだけでなく、ほかのコンポーネントも改良されている。それをホンダが知らせないのは、そこに何らかの秘密が隠されており、そのことをライバルに悟られたくないからだと考えられる。
記事の推測通りなら、チームの戦略上、重要な機密を漏らしてしまったことになります。
ピエール・ガスリー、新スペックのF1エンジン搭載で10グリッド降格
ガスリーは決勝に向けて6つの全コンポーネント(4コンポーネント説もあり)を再度交換するようになったようですが、MGHだけは旧スペックの新品という可能性もありますね。
もし本当にMGU-Hに秘密が隠されていて、隠そうとしていたのであれば、後任ドライバーが?という人で、?というタイミングで交代させられてしまいそうです。
逆にそうであれば、ホンダPUには期待出来そうですが。