日大内田常務理事が辞任!
日大の理事会が5月30日付けで内田氏の常務理事辞任を了承したそうです。
同時に弁護士7名による第三者委員会の設置も報じられています。
まず、内田氏の辞任についてですが、はっきり言って予想外ですね。
第三者委員会も出来レースで監督の指示とは認められないという結果を出すのでしょうから、辞任する気が有るのなら、関東学生連盟が虚偽供述と断定する前に辞任すべきだったと思います。
これで、5月6日以降に開かれた理事会で一度もアメフト問題に触れる事の無かった日大の理事会ですが、内田氏の辞任で今後も議題とすることなく、粛々と開かれていく事になりそうですね。
(株)日大事業部の取締役の方がどうなるのか分かりませんが、日大の常務理事を辞任し、日大と無関係になった人間がそのまま取締役というもの不自然ですから、近いうちにこちらも辞任するのではないかと思います。
これで、内田派のコーチ陣も後ろ盾を失った訳で、単なる職員としても日大に居辛くなるでしょうから、新生日大フェニックスの誕生への大きな一歩と言えるのでは無いでしょうか。
また、告訴されている傷害事件の方でも、井上氏が内田氏を守る大きな理由が無くなりましたので、捜査による真相解明にも大きな意味を持ちそうです。
更に、設置が報じられた第三者委員会がどのような結論を出すのかにも注目されます。
基本的には出来レースで関東学生連盟の結論を否定すると思うのですが、捜査の方で送検された場合(これまでの供述が虚偽とされた場合)、関東学生連盟、警視庁の結論と異なる結論は出さないようにも思います。
捜査の状況で、警視庁の結論に添った結論を出すのではないかと思います。
いずれにしても、日大は、一刻も早く新指導陣を選定し、改善策を策定し、フェニックス復活を目指して欲しいと思います。
【追記】
内田氏ですが、職員としての籍は大学に残っており、人事部長、保健体育審議会の事務局長の役職は、学内の規定で6カ月の自宅待機なのだそうです。
学長はこの期に及んで事態を認識していないらしく、関東学生連盟の認定に不満のようですので、まだまだ安心出来なさそうです。