2018年 F1 第4戦 アゼルバイジャンGPの予選が終了しました。
ポールポジションは昨日下位に沈んでいたフェラーリのベッテル。
FP2が終了した時点でトラフィックやリズムが合わずタイムが出せなかったが、車は速い、と言っていた通りの結果となりました。
2位, 3位はハミルトン、ボッタスのメルセデス勢、4位, 5位はリカルド、フェルスタッペンとレッドブルの2台が続きました。
フェラーリのライコネンは最後のアタックで第1セクター、第2セクターと全体ベストで通過し、ポールポジションも期待されましたが、第3セクターのコーナーでリアを大きく滑らせ6位となりました。
続いての中団グループトップの座はエンジンサーキットだけあってフォースインディアの2台が占めました。
続いてはルノーの2台。ルノーはどのサーキットでも安定して中団の上位に食い込んでいます。
ルノーに続くのはウイリアムズ!の2台。やはりPUの威力、それもパワーモード使用時間が伸ばされたメルセデスPUの威力は絶大なようです。
その他のトップはアロンソ、そしてザウバー!のルクレールが続きます。大健闘ですね。
期待のトロロッソは今回は(今回も?)バンドーン、エリクソンと共に最後尾争いとなってしまいました。
なお、Q1ではパンクしてコース”中央”をスロー走行していたハートレーに300km/hオーバーで走って来たガスリーが追突しそうになるなど、今後の関係が心配になる出来事もありました。
(避けた為にコーナーを曲がれずアタックも中断してしまいました。)
ガスリーが無線で「あいつは何やってるんだ!」と切れたのに対し、チームから「パンクだから仕方ない」と回答していましたが、コース中央をのんびり走っていたのは頂けません。
コメントを見ていても、ハートレーは楽観的というか能天気というか、ちょっと心配ですね。
本当にあわやというシーンで、追突していれぱ、HALOが有ったとしても大惨事になっていたように思います。
あと、トロロッソで心配なのは、ホンダの田辺さんのコメントです。
PUについては順調、というニュアンスが何か他人事のように聞こえます。コメントにチームとしての一体感が感じられません。
チームとして頑張りたい、くらい言った方が良い気がするのですが。
トロロッソは決勝もあまり期待出来そうも無いですが、ガスリーはGP2ではこのコースで18番グリッドから2位になった実績があります。
明日は17番グリッドからのスタートですから、1位も夢では無いと。
妄想はこれくらいにするとして、せめてポイント圏内に近いところでフィニッシュして欲しいですね。