いよいよ、オーストラリアGPが開幕しました。
本日行われたFP1では、トロロッソの2台がピットレーンの速度違反で、ペナルティ(罰金)を取られるなど、ルーキー(フルタイムドライバーとして)らしさを発揮したようです。
本日金曜の天候は晴れ、明日土曜は雨の予報で、明後日日曜は晴れの予報で、ドライでの走行はFP2がラストチャンスの可能性も有り、どちらかというとロングラン中心になったようです。
そんな中、トロロッソのガスリーが初日64周と周回数トップになりました
ハートレーはFP1ではトラブルの為かあまり走れませんでしたが、FP2では41周と最多周回を記録しています。
バルセロナでは、タイヤが新しいうちはそれなりに速いものの、周回を重ねるとタイムの落ちが激しく、タイヤマネジメントに問題あり、との話も出ていましたので、周回を重ねられた事は良かったと思います。
FP2では、ガスリーとハートレーで異なるプログラムをこなしているようと解説されていました。
マクラーレンはFP1では2台ともトラブルの為、15,6周しか出来ませんでしたが、FP2では30周前後走行出来ました。
しかしFP1,FP2合計ではワースト3の周回に留まっています。
明日が雨の予報の為、ドライ路面でどこまで真剣に予選シュミレーションをしたのか定かではありませんが、トップのハミルトンから7位のリカルドまで、0.8秒以内に収まっています。
メルセデスと0.5秒以内ならシーズン通せぱ十分戦える、というのがレッドブルの主張ですが、ハミルトンとフェルスタッペンの差は0.1秒強でした。
確かフェルスタッペンのタイムはタイヤがスーパーソフトと言っていたように思うので(ウルトラソフトだったようです)、実質的にはフェルスタッペンの方が既に速い事になります。
中団グループでは、8位アロンソから14位ストロールまで0.35秒差、18位シロトキンまで0.8秒差と、こちらも予想通り大混戦となっています。
トロロッソは昨日予選15位を予想しましたが、今日は16位で終えました。
明日の予報は雨という事で、気温が低ければ予選では「速いが脆い!」が代名詞になりつつあるマクラーレンが一歩抜け出すかも知れません。
巨人の星風に言うと「マクラーレンは熱に弱い!」ので、レースが晴天になり気温が上がるとタイムよりも完走出来るかどうかが鍵になると思いますが。
トロロッソは今までのところ、「安定感抜群だが・・・・」です。
「・・・・」に「速くはない」が入るのか、「結構速い!」が入るのか、明日、明後日が楽しみですね。