息子の不祥事で同情論が高まっている清水アキラ。
30年位前に清水アキラと新幹線のグリーン車で通路を挟んだ横並びの席になった事がある。
車両を借り切ったとでも思ったのか、普及が始まった携帯電話をこれ見よがしに、用も無いのに、自席で踏ん反り返って、それも周りに聞こえるような大きな声で掛け捲り、更にはマネージャと思しき男性を一般車両から呼び付け、普段TVで見せる腰の低さなどどこへやら、絵に描いたような傲岸不遜な態度で見ているだけで不愉快になったのを覚えている。
今なら、Twitterで呟かれて一発退場のレベル。
「俺はケータイ、持ってんだぜ!」で大物ぶりをアピールしたかったんだろうけど、逆にその俗物っぽさが醸しだす小物感も半端無かった。
正直、周りは基本的に芸人にとって全員お客のはずなのに、あんな態度を取るなんて、そうとうなバカなんだろうなとも思った記憶がある。
それ以来、清水アキラがTVに映るとチャンネルを変えて来た。
あんな父親を見て育てば、かなりの確率で、何をやっても許されると勘違いする息子に育つような気がする。
そういう意味では、今回の件は、身から出た錆びというか、この親にしてこの子あり、という気がしてならない。
少なくとも同情に値するような人間では無い筈だ。