先日、ピエール・ガスリーは本物だ!でドライバーが相当速い!と書きましたが、昨日9月23日(土)、スーパーフォーミュラ第6戦SUGOの予選が行われ、ピエール・ガスリーがホンダ勢唯一となるQ3進出を果たし、それを証明してくれました。
ピエール・ガスリー陣営としては、ピエールが速い事が証明出来て嬉しい一方、内燃機関単独でもホンダがダメっぽい事が分かり、痛し痒しといったところかも知れません。
しかし、トロロッソ/レッドブルは、F1は勿論、日本国内でも明らかにトヨタに後れを取っているホンダと良くぞ組む気になってくれた物です。
それはさて置き、早稲田実業の清宮幸太郎君がプロ志望届を提出しました。
1アマチュア選手が進路を表明するにあたって会見を開くなど、記憶にありません。
個人的には然程清宮選手を評価していません。
精悍さの対極にある、あの21世紀や平成のアスリートとは思えない緩く見える体型が駄目です。
アスリート体型しか似合わないストッキングを大きく出すクラシックスタイルのせいで、実際より、より緩く見えるのかも知れませんが。
あとはメンタルが弱そうな所でしょうか。
先輩に連れて来てもらって伸び伸びやっていた1年の夏は別として、大事な場面で打っている印象が全くありません。
既に早実の監督・コーチも指導すら出来ないアンタッチャブルな存在という話も聞こえてきます。
甘やかされて育ったとまでは言いませんが、第三者から厳しい指導を受けた事が無いのでは無いかという気がしています。
で、今回のプロ志望ですが、
・自分を厳しく指導してくれて成長させてくれる球団に行きたい
・868本を目指せるような選手になりたい
と会見で答えていました。
これから各球団と面談するそうですが、上記の可能性があるかも知れない球団を選択するのでしょう。
最初の
自分を厳しく指導してくれて成長させてくれる球団に行きたい
は良いと思うのですが(本当に厳しい指導に耐えられるかどうかは別として)、問題は、「目指せ!868本」です。
野茂の8球団を超える1位指名があるのでは?とまで言われていますが、即戦力と考えている識者はいないようです。
1年目で30本以上のホームランを打った清原は別格として、元巨人,ヤンキースの松井と比べてどうかという話には、比べるのは松井に失礼と答えた解説者もいました。
868本は年間30本近くを30年、40本以上を20年続けないと届かない数字です。
とすると、いかに早く1軍で使ってくれるか、という事も重要になって来ます。
覚醒までの猶予は最大2年というところでしょう。
2~3年は2軍でじっくり育成します、なんてスピード感では清宮君にソッポを向かれそうです。
問題は守るところが無い事でしょう。
守備も下手では無く、足も遅くないという話もあるようですが、1年からずっと1塁しか守っていないという点が致命的です。
高校生の場合、その時のメンバーで守備位置を決めていき、3年間では複数のポジションを経験している野手が多いように感じますが、1年から1塁固定という事は・・・
となると、1塁に外国人助っ人やチームの得点源の選手を置いていないチームもしくはDHのあるパ・リーグ以外は候補から外れます。
色々考えると1位指名する球団はそれほど多くないような気がしますが、さてどうなるでしょうか。