巨人・山口俊への処分発表 | masashik0305のブログ

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とは言え、自作PC関係の話やF1関係の話、ドラマの話なんかがメインになると思いますが。

器物破損と傷害の容疑で書類送検された巨人・山口俊への処分が球団より発表されました。

 

書類送検後、起訴されるのか起訴猶予になるのか、良く分かりませんが、起訴されて有罪という事になれば、また処分も変わってくると思います。

 

ヤフコメなどを見ていると、普通の企業なら懲戒解雇というコメントが非常に多いのですが、かつて同期入社の同僚が泥酔して、喧嘩沙汰を起こし、お店の看板を壊す等の事件を起こした時、降格とそれに伴う減俸という処分でした。

但し、「二度目は無い」、と言われたようです。

 

通常この程度では解雇されない、と世の中の常識を解雇論者に対するコメントとして書き込む方も増えてきたようです。

 

当件は勿論報道されていません。

報道されるとすれば、既に辞職後で”元社員”が事件を起こした、でしょうね。

 

同僚のケースは、喧嘩が原因で相手から被害届は出ていないところが、今回のケースとは違いますが、怪我を負わせたのが一般人であれば、被害届を出していたかどうかも分からず、出していたとしても、報道されたりはしていないでしょうから、恐らく、懲戒解雇まではいかないのではないかと思います。

 

プロ野球選手や有名人の場合、何か起こすとほぼ100%報道されてしまうので、その点が一般人とは決定的に違います。

 

従って、「普通の企業なら」とか「一般人なら」と比較する事自体がナンセンスだと思います。

 

一般人ならクビじゃないけど、プロ野球選手だからクビにすべき、という表現が正しいような気がします。

 

さて、大甘と言われている処分は下記の通りです。

 

(1)出場停止…8月18日から今季終了まで(参稼期間最終日の11月30日まで)の出場停止。

(2)罰金…事案の起きた7月11日から出場停止期間前日の8月17日までの間、1日につき参稼報酬の300分の1に相当する金額の罰金。

(3)減俸…出場停止期間中の参稼報酬について、1日に付き参加報酬の300分の1に相当する金額の減額。

 

プロ野球の契約期間は2月1日から11月30日の10カ月、303日で、年俸と呼ばれるものも、正確には10カ月俸なので、金銭的には事件を起こしてから今年の契約期間内(232日)は無報酬という処分になります。

 

具体的な金額でいうと、今年は推定2億円らしいので、減俸?額は

 232日×2億×1/300=1.547億円

となります。

それでも、4,500万の収入がある訳ですが、所得税引き後は2,500万弱、昨年の年収に課税される住民税etcは大丈夫でしょうか?

 

さて、何故、解雇では無いのか、というところですが、山口俊は今年FAで加入した選手ですから、仮に解雇という事になると、獲得を進言したり、交渉したり、身体検査をしたフロントの何人かについても獲得責任を問わざるを得なかったと思います。

 

その辺りを考慮すると解雇したくても出来なかった、というのが真相では無いか推測しています。

 

被害者側からも「寛大な処置を」という話があった模様です。

「寛大な処置を」と球団に話す事を含めた示談金なんでしょうね。

 

とは言え、球団としては、「二度と酒は飲まない、飲んだら即解雇して貰って構わない」くらいの誓約書は取っておくべきだと思います。

 

本人は、「社会人として自分自身を律する」と言っているようですが、飲むと律する自分が居なくなってしまう訳ですから。

 

果たして、来季山口俊の投球を見られるのか、その前にどこかに放出されてしまうのか、どうでも良い話題でした。