宇佐美と浅野、それぞれの海外挑戦 | masashik0305のブログ

masashik0305のブログ

ジャンルを問わず、思い付いた事、気になった事を書いていきたいと思います。

とは言え、自作PC関係の話やF1関係の話、ドラマの話なんかがメインになると思いますが。


宇佐美と浅野が海外挑戦(宇佐美は再挑戦)を決めました。

2度目の挑戦になる宇佐美ですが、かなりハードルの高い挑戦になりそうです。

宇佐美の移籍するアウクスブルクの来季の監督は、ダルムシュタットをブンデスリーガ3部から、2部、1部と連続で昇格させ、2015/16シーズンは1部に見事14位で残留させたディアク・シュスター監督です。

昨シーズンのダルムシュタットの戦い方は、下記のようなものだったそうです。
・自陣に引きこもり、ファウルも厭わないハードな守備
・ロングボールとセットプレーからの得点を目指す

ご存知の通り、宇佐美は守備というか基本的にハードワークをしない(体力も無いので出来ない)選手です。

個人的には子供の頃から技術で人を躱す事に慣れすぎて、対人でのプレーを避ける癖が付いてしまい、治せないでいるのだと思っています。

最初の海外挑戦で通用しない事が分ったはずですが、途中で諦めてぬるま湯のJリーグに戻ってしまったため、その部分は成長していません。

ダルムシュタットとアウクスブルクでは選手層も違うので、シュスター監督が同じ戦術を取るとは限りませんが、新たに志向した戦術が上手く機能しなかった場合、成功体験のあるブンデス版カテナチオに回帰する事は自明と言えます。

ブンデス版カテナチオに回帰させない為には、新たな戦術が上手く行く必要があるのですが、宇佐美はそこで違いを出せるのでしょうか?

出せなければ、超守備的戦術のチームになってしますます。
その場合、宇佐美に出番はあるのでしょうか?

違いを出して欲しいと思っていますが、答えは、いずれもNoでしょう。

シーズン開始からどれくらいでサッカーニュースで宇佐美の名前が消えてしまうか心配です。

さて、一方の浅野ですが、過去に稲本と宮市が所属したアーセナルへの完全移籍が決定したようです。

アーセナルでの出場は、稲本 0分、宮市が17分とまともも試合で出ていないので、試合に出るという意味では、バイエルン移籍当初の宇佐美より酷い結果になるかも知れませんが、完全移籍であるという事、アルセーヌ・ベンゲル御大自ら獲得を希望したという点がちょっち違うかもしれません。

A代表の試合でGKと1対1でパスを選択した時は失望以外何も感じませんでしたが、U23の南ア戦で斜め後ろからフリーで走り込む伊東純也に気付いていながら、シュートを選択した場面はストライカーだと思わせるものでした。

労働許可証の問題やベンゲルが何時まで監督で在り続けるのかといった問題も有りますが、仮にアーセナルで無くとも浅野の方が宇佐美より欧州にフィットするのでは無いかと思っています。