映画『キーパー ある兵士の奇跡』を見ました。事実をもとにした映画であり、その背景に生きることと死ぬことが描かれた感動作品です。いい映画を見ました。
監督 マルクス・H・ローゼンミュラ
キャスト ダフィット・クロス、フレイア・メイヴァー、ジョン・ヘンショウ、ハリー・メリング
主人公はバートトラウトマントいうドイツ人のゴールキーパー。ナチス・ドイツ兵だったのですが、イギリスの捕虜となります。そこでキーパーの才能が認められ、クラブチームに誘われます。イギリス人からたたかれながらも、その才能と人格が徐々に認められ、その後イギリスの国民的英雄となります。
主人公には自分が軍人として一人の少年の命を助けられなかったという強い後悔があります。そんな後悔のある生き方をしたくないという思いがあります。その思いがこの人物の精神的な支柱となります。監督は命の尊さを訴えます。
生と死を見つめながら、力強く、そして時には支えあいながら生きていく夫婦二人の姿は感動的です。こういう人生にあこがれます。
名作です。