誰にでもトイストーリーはありました | 松村マサル子の日常に訊け!

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役者・松村マサル子の日常で起こったことや感じたことを綴ります


今週のTBSラジオ『伊集院光とラジオと』のメッセージテーマは「マイ・トイ・ストーリー」。とにかくおもちゃに関するコトだったら何ンでもいい、おもちゃに絡めたネタを下さい、ってコトで。
ホントね、伊集院さんはこの辺りに強いねぇ。っていうか、この辺りも含むサブカルに強いっつーか。まぁ、誰だって覚えのあるテーマだし、万人向けの1週間になるってこってすな。

月曜のゲスト、このテーマに合わせてプロのレゴアーティストだって。そンな肩書きってあンだねぇ。アレって子供が自由な発想で組み立てるモンじゃねぇの?まぁね、その子供の発想に目指すべき指標みたいなモノは出来るだろうけどね。そうね、俺も大好きだったからなぁ。
そもそも俺さ、コンピューター的なゲームってそンなに持ってなかったし。持ってはいたけど、比較的すぐに飽きちまったのかも知ンねぇな。むしろ、アナログなゲームの方が想像力も創造力も身に付くンじゃねぇかな。

そこですぐに思い出したのがモノポリー。よく遊びに行ったイトコンちでよくやった人生ゲーム、その原型だわね。ま、だから子供ン時はやってないのよ。
初めてやったのは高校に入ってから、何故か演劇部の部室で。あったンだよね、演劇部の備品として。いや、2つ3つ上の会ったコトもない先輩が大好きだったンだそうな、持ち込ンでくるくらいに。で、後輩たちがこのゲームに付き合わされたンだそうな。で、何度か俺も付き合わされてさ。だけどそン時はまだ面白さが分かンなかったねぇ。
そっから10年くらい経ってリーマン時代、数人で飲ンだ後に先輩ンちに連れてかれてさ。「おう、4人いるンだからコレやろうぜ」、ソコで出されたのがモノポリー。まぁいいっしょ、ヒマ潰しみたいなモンか。ビールを飲みながら始めたのね。

コレがまた、異常に盛り上がったのよ。もちろん酒が入ってるせいもあるとは思う。だけどこのゲーム、投資だの土地だの債権だのって大人なネタで構成されてるじゃん?こちらも大人だし、立場的にリアリティがあったのかも。
ヤベぇなぁ、持ち金なくなってきたよ」、だったらアライさん、このビルをアタクシに売却しませンか?いえ、悪い取引じゃないと思いますよ?「るっせぇなぁ、もうすぐ挽回してやるよ」、分かりました、でしたら相場の5割増し、コレで売りましょう。いえ、エリアのビルを集中出来る自分のために言ってるワケじゃないンですよ、アライさんのためを思って言ってるンですよ?「こンのヤロー(苦笑)」。
断言しよう、ボードゲームは大人がやるべきシロモノよ。ガキにこの楽しさは分かンねぇよ。こういう悪徳不動産的な芝居は必要ないけど。

などと昔のコトを思い起こしてくれるネタですよ。やっぱおもちゃネタって色々と記憶を呼び覚ますね。
そこでまた思い出した、09'に実家に戻った時のコト。部屋を掃除&断捨離してたらこういうモンが出てきてさ。所謂、超合金ってヤツやね、小学生の時に買ってもらったコンバトラーVの合体モノ。30年近く寝かせてたヤツ。ヤフオクに出したら3万くらいまで上がったっけか。当然、落札したのは大人だったろうね。
やっぱナンですな、人間ってヤツぁいつまで経っても子供ゴコロがなくならないモノですな。いや、もしかしてソレって男だけなのかね?

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