一足早いロックフェスを開催しました② | 松村マサル子の日常に訊け!

松村マサル子の日常に訊け!

役者・松村マサル子の日常で起こったことや感じたことを綴ります

昨日の続き、っつーか、本編の部分。朝まで遡って。
今回のフェス、大ホールのメインアクトはコレクターズってバンド。かなり長くやってるバンドなンだけど、ちょうど今月、初めて武道館でやってるのね。しかもメンバーに深谷出身の人がいるとか。そらぁ、メインにうってつけじゃん。
セミはシアターブルックのボーカルがギター1本のソロアクト。その前にgoing underground。今回フェスはこの3組が目玉でさ。
ぶっちゃけ、俺は彼らのコトってそンなに知らないのね。いや、そらぁ名前くらいは知ってますよ?夏フェスでよく見る名前だ、WOWOWでも見てるって。なンだけど…、すいません、ソコまでの印象ってないッス。申し訳ないッス。一般レベルじゃシブいラインナップかも。
なンて思ってたらだよ、整理券配布の段になったら長蛇の列。コレクターズの武道館Tシャツを着てる人もちらほら。ホントにすいません、認識不足でした。
いやいや、だけどさ、やってるのはこの大ホールだけじゃないンだぜ?一昨年の芝居で俺も立ってる小ホール、アマチュアミュージシャンだって頑張ってンだぜ?
…まぁねぇ、キャパ300の客席は寂しい感じだったね。小劇場演劇と近いモノがあるか、このおネーさんはソロでやってるし。客を呼ぶなら出演人数も多い方がいいわな。こういう人も応援したいけどね。
一方で、野外ステージは夕方になっても熱が冷めない。現場責任者の先輩もドラム叩いてるし。この日のためにパツキンにしてきたからね、気合いが違うわね。明日からの仕事に支障ねぇのかなぁ。経営者なンだから。
やっぱロックってのはハートよ、暗くなり出して寒くなり出した時からが本領よ。ハートが強くなかったらロックじゃねぇンだよ。
あ、でも受付部門は別。開けっ放しのドアの先で受付やってる大ホール付はハートもロックも関係ねぇし。でもこういうチームプレイはいいよ、逆にハートが繋がるよ。今もって地元の友達が少ない身としてはね。
で、本番。大ホールのライブ。ライブが始まると受付はヒマになるモンだからね、そういう時に交代で、さ。
主催者側としてはちょいと申し訳ない感じ、バンドが変わるゴトに客席が埋まるって感じ。まぁまぁ、イベントってのはそういうモンだし、ソレを見越しての順番付けだし。コレばっかはどうしょうもねぇンだよなぁ。
例えば相応のライブに出てたらこンなコトになってないハズじゃん?知ってる人だったら十分に知ってるバンドばっかだし、文化不毛の深谷じゃなかったらもっとスター扱いされるハズなのにって。熱いいいプレイを見せてくれただけに、俺だけかも知ンないけど、非常にいたたまれない気持ちになったね。
シアターブルックの佐藤タイジさんはまぁいい感じに埋まって、コレクターズで最前列のスタンディングもなかなかで。だから余計にね、その前で申し訳ないコトをしたなって。動員だって主催側の仕事だからね。あ〜、つくづく俺も劇団発想やなぁ。
全部の祭が終わって、後はバラシが待つのみ。何ンでかなぁ、途中で帰りゃよかったのに、何ンで俺は最後まで残っちまうかなぁ。まぁた睡眠不足を解消出来ねぇじゃん。分かってまさぁな、イベントが好きだからだよね。演劇人のサガでさぁね。
でも最後に撮った集合写真、記念に俺も欲しいなぁ。このチームにいた証、俺も欲しいなぁ。