あちこちで特別な日を迎えていました | 松村マサル子の日常に訊け!

松村マサル子の日常に訊け!

役者・松村マサル子の日常で起こったことや感じたことを綴ります

ホントに昨日の雪は凄かったのね、そこかしこに痕跡が残りまくりだし。だけどその痕跡ってのは人が入らないトコばっかでさ、道路はフツーに日常通り。つまりビジュアル的にゃアレだけど、通常に動くレベルじゃそンなに影響がないってコトじゃん?
思うに、降り出しの時間だよ。深夜からだったらいざ知らず、人が動き出す時間からだったから助かったのよ。このクルマ社会で言えば道路を踏みならす時間だったってコト。
コレはマジでデカいね、深夜から降り積もって起きたら動けないってパターンじゃねぇし。動いてる最中に同時平行で降ってたワケだし。ま、単純にラッキーだったってだけだけどね。俺にとっても、深谷市民の皆様にとっても。
こうやって走りながら雪景色を見るにつけ、ホントにそういうコトを感じるね。不幸中の幸い、大したコトがなくてマジよかったッスわ。あぁ、もちろん俺にしても。
そンな薄っすら安堵感を周りに見ながら、だけど今日の俺ン中じゃいっぱいいっぱいでさ。とにかく時間がない、とにかく急いでやっつけなきゃ。いつまでも風景を愛でてる余裕なんざねぇ!って。
今日はスペシャルが多い日だったのよ、やっぱ店回りだけど、今日がスペシャルだって店が多くってさ。なモンで、とにかく時間を巻くコトに全力。回る順序を変えてみたけど、やっぱ急ぎに変わりはなくて。
産直の店、あんま客足の伸びない店が起爆剤としてセールをやるってコトで。俺的にゃぁ「またかよ」って感じだけどね。もう何回やってンだよ、確か先月もやったよな。餅つきまでやったぜ、俺?
ソコに相応の納品だけじゃないく、店ン中の設定もせにゃなンないワケさ。セール価格設定とか値段告知、コッチでモロモロ協力しなきゃなンないっていう。
まぁ、メンドくせぇ話ですよ。そういった苦労があんま報われない仕事だし。いや、俺は一縷の望みを捨てないけどね。だけど、そうやって臨ンできた過去からいってね、多分今回も…って気分はどうしても残るのね。
一番の問題として期間中の値下げがあるワケさ、売れても利益ほぼゼロみたいな。売れて当然、売れないと困る、っていうか、売れなかったらおかしいって俺は思ってるけど。
なンだけどさぁ…、売れてこなかったンだよなぁ、これまで。だからぶっちゃけ、もうあんま協力したかねぇンだよ。全然報われねぇンだ、当然じゃん。とは言え、クドいキャラの粘っこい芸風が売りの俺だ。クドい男ともなると諦めの悪さも売りなンだな。今度こそは、って。
もういい加減、いい数字をくれよ。頼むぜ、マジで。
そんなこんなで最終的に辿り着いたのがこの店。もう13時回っちまったぜ、予定じゃ昼前到着予定だったのに。
いやさ、事務のおネーさんが注文を完全スルーしててさ。急遽、会社に戻って配送し直すってコトがあってさ。わざわざね。特別な日の特別な注文だからコッチの方が時間タイトだし、しゃーねーわね。だけどさぁ、もうマジで頼むって。ガチでカンベンだぜ。
この店がめでたく開店4周年を迎えたとかで。いつも入ってる店の2号店なのよ、オーナーからそのスペシャルセールに協力してくれないかってコトで。分かりました、買い取ってくれるならハナっから赤字で出しましょう。そンなに買ってくれるならオールOKッスわ。そういうやり取りがあってさ。
前からコッチの店でもそのうちって話はあったのね、もしかしたらこのタイミングを待ってたのかもね。半年も。今回のセールでウチの名前を売ってくれるつもりだったのかも。
だけどなぁ、例えばコレをきっかけに継続してって言われても、…今はムリ。コレ以上増やすのは俺の体力的にムリ。いや、まだ言われちゃいねぇけどさ。だけどこのプッシュはちょうどいいンだよなぁ。って、言われてから考えろって。
とりあえず。今日のハードな午前中はどうにか終了ってコトで。