上越新幹線+長野新幹線にするしかないのだろうな | まーくんのブログ

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ただ今、暫定運用中。(ルームの方に自己紹介を書いておきました)

北陸新幹線の人気っぷりは2年目に入っても相変わらずだ。

統計的には昨年の9割ほどだという事だが、現場感覚だと2年目のジンクスなんて全く感じさせない。

一方で、関東の人のツイッターとかを見ると北陸新幹線を増結するしかないんじゃないの?って意見を見かける。東京駅の4ホームだけでは、これ以上増発できないのだからというのが理由。北陸の立場からすれば、増結することを考えるより本数を増やしてほしい。「かがやき」が運行されていない時間帯もあるくらいなので、増やしてもらった方が間違いなく便利になる。

長期的な展望で言えば中央リニアが開通して東海道新幹線の本数が減ってくれるなら、14番・15番ホームをJR東海から買い取って、東北上越北陸新幹線向けに線路を繋ぎなおせば、もう少し増発余力も増えるだろうし清掃員の神業で持っているような折り返し時間も余裕が出来るだろう。だけど、そんな悠長(15年・20年先)なことも言ってられない。

北陸新幹線・上越妙高の断面での乗車率は5割ほど。 ネックの区間は長野までで、その先は半減する。 それから上越新幹線よりも北陸新幹線の利用者の方が上回っているという。それなら、上越新幹線を減らして北陸新幹線を増やせという意見が聞こえそうなものだが、そういう話も聞かない。さすがに今の利便性を損なうことになるので、乱暴な意見だからだろう。

東北新幹線も秋田・山形新幹線を併結しているので、もっといじれない。

そこで思いついたのが、上越新幹線と北陸新幹線の長野止まりの列車を8両+8両で高崎で併結・分割する案。金沢直通列車を併結するよりは長野止まりの列車を併結した方がダイヤが混乱した時の影響が小さい事と、飯山以遠の延伸区間はホームドアがあったりして再改造が面倒だったりするからだ。上越新幹線は毎時3本程度であるが長野行きを併結することによって長野始発は毎時1本(あさま)から更に乗車チャンスが増えることになる。現状の「あさま」は各駅タイプであるが、「とき」を併結列車にすることによって速達型の長野始発列車があっても良い。これらの施策によって、長野までの需要を長野始発列車にシフトさせて、金沢直通列車が本当の意味での北陸新幹線として生きてくるように思う。

もちろん、現状のMax(E4)は北陸新幹線には入線できない。車齢を睨みながら後継機種の選定になると思う。E7系のグランクラスなし8両編成を新造する?JR西管内だったら「つるぎ」にも使えそう。いろいろ想像してしまうが、今後を見守りたい。