こんにちは。


今回のミス日本には相当考えさせられました。

日本人とはなんなのか?

かなり重い命題を突きつけられたように思います。


最近たまたまYouTubeでダブルやクオーターの人の話、はたまた日本生まれだけど外国人という人々の話をいっぱい見ていました。


日本では外国人はかなり息苦しく生きてきたんだなということを改めて感じて、びっくりしています。


あたしは東京郊外生まれ育ちですが、80年代-90年代には学校には見た目が明らかに「外国人」の方はいませんでした。いわゆるハーフ(ダブル)の子は数えるほどいた程度。

モデルや芸能人にダブル、クオーターが出てきてやっぱりかわいいねー🩷と無邪気に言えるレベルでした。


彼らがどんだけidentity crisisを経験しているかなんて他人には全くわからなかった。


優勝した彼女が決して悪いわけではない。

彼女は応募条件をクリアしてきちんと選ばれている。

日本国籍を取得する=自分をルーツを捨てて新しい国籍を選ぶ(我が国は二重国籍を認めていないため)、それって日本への愛以上のものがないとできないことだと思う。

だってあたしは絶対に日本国籍を捨ててまで、イタリア国籍は取らない。


ただ、全く日本人としてのルーツがない方をわざわざミスに選ぶ理由はなんだろう。

日本人ってなんだろう。何を持って「日本人」というのだろう。という考えがぐるぐる🌀


そりゃあ、あたしが若いことはラモス瑠偉とかが日本国籍を取って、大騒ぎしていたものだけど(今思えばブラジルはブラジル国籍絶対に捨てられないから、ラモスは公式に二重国籍だったのではないかと思うけど)。


アメリカやイギリスなど移民の多い国では生まれ育ったら「そこの国の人」と認識される。

でも日本では、生まれ育って日本語しか喋れなくても見た目で判断される。


でも、人生の大半をそこで過ごして、国籍まで変えたのにまだそこの国の人と認めてくれないのか?!?という気持ちも非常によくわかる。


とはいえ移民が多いイタリアでもまだ生まれ育ったからイタリア人とは認められてないかなー。

うちの同僚も大半が二重国籍だけど、ここで長い間過ごしていてもアルバニア人とか、ルーマニア人とか言うしね。


時代が動いた証拠なのでしょうかね。

去年のジャニーズ問題、松ちゃん問題に引き続き今年もいろいろありそうですね。


Buona domenica !