週末に三鷹の森ジブリ美術館へ行ってきました
初めて行ったのですが、展示内容がとても面白くて…
アニメ作りの現場を展示していたり、
そもそもアニメとはどういうものなのかを、文字ではなく感覚で楽しめるような様々な工夫がされた展示があったり、
子供が乗って遊べるどでかいねこバスがいたりと、
展示の仕方にワクワク感とあったかさがあって、ジブリの世界に入り込めるような、素敵な場所でした
ホームページをみたら「館主のことば こんな美術館にしたい」という、宮崎駿さんのコメントがあって、まさにその心が表れていた美術館でした。
「小さな子ども達も一人前にあつかいたい」
「道順だの、順路だのと、あまりお客さんを管理したくない」
「人間より作品を大事にしている美術館にはしたくない」…この言葉がとても響きました。
館内は撮影禁止でしたのでお見せできないのが残念ですが…実際にその場で体験するからこその良さを大切になさっているのでしょう
美術館内にはミニシアターがあって、15分程の短編アニメを上映しているのですが、内容は期間ごとの入れ替え制で、ここでしか見られない作品達です。
今回は「星を買った日」というアニメがやっていました。
星を買った日とは、ハウルの動く城の裏テーマというか…登場人物の名前は違うのですけれど、少年時代のハウルと荒地の魔女を描いていると言われている作品です。
主人公の少年ノナは、時間局の人間から逃げる為に、家を出て砂漠を旅していました。
そこでニーニャという女性に出会い、ニーニャの農園にある小屋に身を置かせてもらい、野菜を育てて生活を送ります。
ある日ノナは、野菜と引き換えに「星の種」を貰います。
(あんまりネタバレにならないように、サラッと載せます)
ノナは星を観察しつつ、色々なことを試しているうちに、星は成長していきます。
独特で不思議な世界観ですが、でも懐かしいような感じがしました。
星を育てる、なんて、私は人間なのでやったことがないですが(笑)、
高次元世界では…神々の世界ではよくある光景なのではないかな〜と思うんです。
私も含め、人間はみんな上の世界から来ていますから…だから懐かしく感じたのかなと…。
これはちょっと変わった見方かもしれませんが…そう思うと深い感動がありました
屋上にラピュタのロボット兵が居て、石碑を見守っていました。
哀愁漂う背中・・・
植物が生えているのが、イイ。
ちなみにロボット兵めちゃめちゃ大きくて、比較するとこんな感じです。
でかい生き物(?)ってロマンがありますね
今回は遅い時間に入場したので、時間が足りずに「カフェ 麦わらぼうし」に行けなくて残念でした
ちなみに、映画のワンシーンが描かれたフィルムチケットを毎回1つ貰えるのですが、沢山種類があるようなので、集めるのも楽しそうです。
私が貰ったのはコレ
崖の上のポニョの1シーン
ポニョの父フジモトが、命の水を一生懸命貯蔵している部屋でした(笑)
フジモトすら映っていない(笑)
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