一昨年はこんな事を書いていたらしいです。
今年はこちらで。
東欧でいち早く冷戦後民主化を果たした、ポーランドとハンガリーが強権政治化していりるというドキュメンタリーの再放送を見ていて、元大統領というか私の世代では「ワレサ議長」なんですけど、彼がインタビューに答えている時に来ていたTシャツ。
意味はポーランド語で「憲法」。
ワレサさん、知らない世代も多いだろうなー、という事でwikiから。名前は正しいポーランド語の表記に最近はなってるみたいです。
「レフ・ヴァウェンサ(ポーランド語:Lech Wałęsa、
[ˈlɛx vaˈwɛ̃sa]、1943年9月29日 - )は、ポーランドの政治家、労働組合指導者、電気技師で、ポーランド共和国の第三共和政第2代大統領。ノーベル平和賞受賞者。」
政治経歴
1970年12月、ストライキ委員会に参加していた[1]。
1980年の独立自主管理労働組合「連帯」創設メンバー。当時の政策を批判したため、戒厳令により身柄を拘束された。その後1990年の大統領選挙で当選し、次々と自由化・民営化を行っていく。
再選をかけた1995年の大統領選では、クファシニェフスキに僅差で敗れた。」
「連帯」については映画やドキュメンタリーにもたくさんなっていますが、声を上げる、意志を貫くって本当に簡単な事では無いと思います。
声を上げ、行動をした人はワレサ氏1人ではなかったでしょうけれど、心を動かす言葉や熱量のある人は多く無いのだと思いますし、それこそその能力があっても躊躇してしまう人が多いのだろうと思います。
国を統べるものが、機関が、過大な権力を持ってはならない、その為の「憲法」。
ですが人は一度権力を手に入れると勘違いするのもうんざりするほど見てきました。
一体何が彼等を分けるのか?
一重に「知っている事の質と量」だと考えます。
市井の庶民の暮らしを知っているのか?
世界を知っているのか?
その本質を理解しているのか?
そして何より、「自分はあくまでも、今求められるスキルを持っている人間だからこそ、その立場にいる」ということを理解しているか。
国も、人類もひとまずは続いていくものです。
その過程を、未来を少しでもより良いものにしようと考えるなら、保身や利権に走るなんてくだらないことに時間を費やすなんてないと思うのです。
ついでに。
こちらはまた書くかもですが、動画やInstagram と言ったビジュアルインパクトの強いものが拡散に使われる中、メッセージTシャツの威力を実感したのがこちら。
さすがDior、スタイリッシュに拡散させるなんてお見事!って思って検索したらお値段が高過ぎました

