熱海の美魔女 | 日々是一進一退

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20年以上接客業に携わってきました。
その前は公務員をちらりと。
接客メインで書こうとしておりましたが、すっかり四方山話になっております。

すっかり定着してしまった「美魔女」という言葉。
「STORY」という雑誌の、美容専門の姉妹雑誌と言った位置付けで発売されている「美ST」という雑誌で作られた言葉。

パイロット版の頃は、マニアックだけれど40代以上の女性の美容誌としてなかなか濃い雑誌でしたが、月刊誌化されて回を重ねる毎に、「女」度の高さが上がって行き、「美魔女コンテスト」がテレビでも取り上げられた辺りが世間的にはピークかと。
(雑誌自体はコンスタントに売れているようです)

「美魔女」という言葉、もちろん雑誌としては「驚嘆に値する」という意味での「魔女」ですが、世間的には「凄いけど、美容なんてくだらないものにかまけてる中年女」という揶揄も含まれた言葉なんだろうと思います。

その「美魔女コンテスト」出身のグラビアタレントが、交際相手を熱海の商店街で切りつけた、という事件。

加害者は43歳で、遅咲きながらグラビアで人気がでたらしく、最近ではテレビに出たりしていたそうです。
被害者の男性は34歳の会社経営者。

妊娠をきっかけに、被害者が実は既婚者だった事を知っての凶行とされているようです。

加害者は長身で美人で、才媛でもあったようですが、生育歴に依るものなのか精神的な不安定さはあったようです。
会社勤めだった頃、12歳下の外国人男性の気を引きたくて「美魔女コンテスト」に参加。
それまでは割と地味だったらしく。

「美魔女コンテスト」をきっかけに、奇跡の42歳としてグラビアで人気がでたようですが、自身の美容法として、ヒルドイドを本来の目的以外に処方してもらったりしている事をネットに上げたりして、なんとも言えないバランスの悪さを感じます。

なんにせよ、被害者の男性がクズである、という事ははっきり言っておきたいところです。
だって、東京で34歳で会社経営なんかしてたら、正直遊びの誘いは多いわけですし、見た目も鍛えてて悪くなかったらしいというスペックを考えると「ワールドイズマイン」な年頃ですよ。
にもかかわらず既婚、という事は私の勝手な憶測ですけど、おそらく妻のスペックも高いはずです。

それはそれでキープをしながら、歳上のグラビアタレントの「美魔女」と付き合う。
しかも妊娠させるなんて、切られるくらいはもう当然。

そんな被害者の事はどうでもよくて、加害者の「生きづらさ」みたいなものが堪らないのです。

21世紀が随分過ぎたって、女性はまだ「選ばれる性であり、消費される性」なのかと。
彼女は知性にも恵まれたのに(だからこそかもですが)、女性としての美しさや魅力、セックスアピールで認められる事にウェイトを置きすぎてしまったように見えるのです。

わかるんです、女性の老化は40代から、男性は50代から顕著になるのですが、早く急激に来ますし、生殖の期限もプレッシャーになります。
「失っていく」感覚に囚われていく年代です。

そしてこれは私の持論なのですが、父親に全面的に可愛がられた娘は自己肯定感がとても高くて、社会を肯定的に捉えます。なぜなら「社会的存在である男性」に認められているので、社会を敷衍した世界も怖がる事は無いのです。
さらに言えば、男性に頼って生きていくスキルの高い人も多いです。

対して、母親との距離が近すぎたり、過干渉を受けた娘は自己評価が低く、世界は自分に対して厳しいものであり、男性に愛されなければ社会的にも認められない、その為には尽くさなくてはならない、と歪なパワーバランスに陥りやすいのです。
「二級市民」である母親から、抑圧されやすく、高いレベルを母親自身の復讐戦のように求められてしまうのです。

この加害者にとっては、グラビアで認められた事も不幸だったと思います。彼女自身が「仕事である」という線引きをしっかりできないまま、男性の賞賛をそのまま受け止めてしまったが故に、クズに捕まってしまったんじゃないかと。

歳下の男性に求められる事も承認欲求を満たしていたのかもしれません。
そして妊娠をするという、最後のチャンスかもしれないこと。

一つ一つの選択が、まるで伏線のように繋がっていくようである種の恐怖すら覚えます。

知性があっても、異性から認められるうつくしさが無いといけないのか?
「東電OL」の事件を思い出します。

美しさや異性に対するアピールのわかりやすさで、人生をイージーモードにしようとする人もたくさんいます。

ですが前記事にも書きましたが、若さやそれに伴う美しさは必ず失われます。

異性であっても、同性であっても、「歓心」を買えても「信頼」を得ることが出来なければ、その関係性はあくまでも一時的で脆いものなのです。

「人」としての魅力で引き合う関係を、丁寧に紡いで行きたいと思うのです。


以前にもご紹介したカフェ。
社食に集まるおばちゃん達が苦手過ぎて、連日ランチに行っているので、もう何も言わなくても「いつもの」で、出てきそうです汗

飲み物は抹茶ラテ。

抹茶にはテアニンが含まれていて、リラックス効果が高いので、午後からも気を確かに仕事をせねばガーン、という時に効果抜群。

ビタミンCも豊富ですし、口腔ケアにも良いらしいです。
一つ問題はこの抹茶ラテ、アイスで頼むと最初から黒蜜みたいな甘味料が入れられちゃってて、ホットで飲まねばならない汗