東京はお天気も割と良くて、お出かけびよりでした、ので駅もわやくちゃでした。
通勤のサラリーマンの有無を言わさぬ突っ込みっぷりもやなんですが、どこへ行っていいのかわからないのに端によってくれないのも危ない

電車で、ベビーカーの家族連れが並んで座れるように、自分が座ろうとした所を変えたお兄さん、私が知ってますからね
家族連れ、全く気付かず
そんなものですかね

昔エアラインでパーサーをやっていた男性の書いたサービスの本を読んだ時に、「街中でよけてくれたり、
エレベーターでオープンボタンを押して待ってくれたりするのはサービス業の人の可能性大だ。」って事が書かれてました。
もう、何か習性です。
つい確認しますね、ちょっと元気ない時はボタンの近くに行かないようにしてみたり

ちなみにおじさん、おばさんはクローズボタンをすぐ押そうと人が降りる側から構えている人結構みます。
アイスブレイク(のつもり)が長くなりましたっ。
「やりがい搾取」について補足をしたいと思います。
どこまでがおっけーで、どこからが「搾取」なのか?
これはかなり説明に迷うところです。
①自分がやりたいから、時間外にも仕事をした。
②仕事に必要だと思われるスキルを自己負担で習得した。
③取引先とスムーズに仕事がいくよう、プライベートでも食事に行ったりしてコミュニケーションを取る。
④同僚と仕事しやすいよう、仕事帰りに食事をしたりしてコミュニケーションを取る。
こんなの、社会人なら普通では❔
自分の実力も、評価も上がるし良いのでは❔
そうなのです、どれも悪い事では決してないのです。
ですが、感情労働の現場では、評価基準がまだまだ明確でない事が多いのに、求められるスキルも年々増えていく一方なのです。
①の代表は接客なら、お客様が途切れない(ありがたい事です)、またはバックヤードの仕事を今日やれば明日楽になる、などやった方がいい、売り上げ欲しいからやりたい、などです。
ですが、それは想定された業務量を超えているという事でもあります。
②は今なら英語です。英語しか出来ないお客様に応えたい、という気持ちですが、では採用の際に求められていたのか?給与にスキルに対する報酬は含まれているのか?求められるようになったのなら、会社が費用を負担すべきでは?という問題も出てきます。
③これは大分減ってきてはいると思いますが、無くなりませんね。営業なら経費も使えますが、そうもいかない事も多いです。一見楽しく話していても、あくまでも取引先ですから、無礼講はありえません。
④これも、良い結果を生むかどうかは1番上の人次第です。プライベートの時間を使って嫌々、という事多々あると思います。上手くいけばコミュニケーションしやすくなる、という事はありますが、信頼関係は本来仕事上で築くものです。
何となく共通項、見えましたでしょうか?
「職種に対してどんな契約を結んだか?」です。
お客様に商品を売る、その為に身嗜みに時間をかける、掃除をする、商品について学ぶ、等想定される業務や義務に対して、1日何時間拘束、1か月幾ら払う、という契約。
一見何の問題もなさそうですが、感情労働という対人の仕事では、正解も限界も無く、やろうと思えば幾らでも仕事にのめり込んでしまう事ができるのです。
それこそ、自分が好きでやってるんでしょ❓
なのですが、よく言えば企業文化、悪く言えば無言のプレッシャーもあるのです。
昨日書いた「ファミリー」です。
そしてこれもかなり重要ですが、感情労働と言われる職種のほとんどが、スキルをかなり要するにもかかわらず、仕事を始める際のハードルが低いので、「変わりはいくらでもいる」使い捨てになりやすい職種が多いのです。
前提であるのか、結果であるのか、「ブラック企業」が多くなります。企業としては前提、雇用される側としては結果だろうと思います。
書いてて辛くなりました
本日も癒やし画像で終了したいと思います。

