その日は、翌日行われる日本・台湾メンバーの合同パーティー参加者の一部が参加した九份観光でした。SOGOのある忠考復興站から乗合タクシーで向かいました。この駅の近辺に、多くの観光タクシー運転手が乗合タクシーの客引きをしています。ここ自分で手配していないので、説明を省きますが、客引きに聞いてみたら、他のお客さんと乗合にして九份に行くようでした。


 

やまの中腹にあります。

 

(九份)

台北最大の観光地(らしい)の九份。僕は、連れて行ってもらうまで、ここが『千と千尋の神隠し』湯婆婆の館のモデルがあるとは知りませんでした。(ガイドブック読めよ)

「台北に行くなら、故宮博物院、古い街 九份、天燈の十份 あとは、喫茶店と美味しいご飯の街。終わり。」これ以上も以下もない。

 

(阿妹茶楼)

お茶屋さんは、この湯婆婆の館以外にも、たくさんあります。人気の店に、人は集まるものですが、味・外観・サービス・人気がイコールとは限りません。九份には数え切れないほどのお茶屋さんがあるので、自分の好みのお茶屋を探してみるのもいいでしょう。同様に、素晴らしい外観と内装が人気で、入れなかった店が、こちら。

(九份茶房)

いいですね。

烏龍茶など中国・台湾式の茶道で飲むお茶を茶藝と言いますが、中華圏ならどこでも楽しめます。あの魅力的なお盆に載ったお茶セットは、本当に欲しくなります。

 

(茶藝館 これは香港)

そういえば、台湾では撮影するのを忘れました。香港で茶藝した際の写真を載せておきましょう。茶藝は、日本の茶道と同様に最初は男のたしなみとして発達したもの。主人が客人を接待するのが洗練され芸事となっていったもの。大ぶりの所作で、このちっちゃいお茶碗で、味の変化を香りとともに喫茶すると結構さまになって御大尽きぶんになります。

 

 

(樹窟奇木樓)

我々が入った店は、九份老街の最深部とでも言えるところにある崖の上3階建木造建築の店。ここ他の店から離れている分だけ、騒々しくなく夜景が綺麗。また、建物も凝ったロッジみたいで面白い。詳しくは、Google mapで検索してみてください。

 

さて、九份老街では途中途中で、目を引く店が所狭しと並んでいるので、片っ端から興味を引いたものを食べる食べる。

(臭豆腐)

臭豆腐は、名物ですね。強烈な匂いがします。普通のは昔食べて苦手だったが、写真のものは、珍しく厚揚げスタイルで、ピリ辛スパイシー煮込みになっているので、挑戦。臭豆腐としてはマイルドな酸味と匂い。食べず嫌いの人が挑戦するには、これくらいが良い。本格的なのを食わないと、という人には、大丈夫、入り口から奥に進めば強烈なスタンダードが売ってました。

(桜花蝦)

干し海老の店。これ超絶美味しい。あんまり美味しいので、自分で購入して、周りの観光客にも「美味しいよ」「Yummy, 很好吃!」と売り込んで、お店の人に後々笑われた写真。これね、おつまみにも、お茶漬けの具にも最高です。

 

(お餅)

最後は、焼き餅なんだけど、焼き方が面白い。

最後に、日式って書いてあるんだけどさ、膨らんできた餅を潰したり串刺ししたりしないよね(^♢^)

それで、最後には、練乳やいろんなソースをかけてくれます。

これは味が想像できるので食べませんでしたが、この食べ方はしないので、今度自宅でしてみようかと。正直、これパフォーマンスもあり、屋台向きな食べ物。

 

(金鉱)

もともと、金鉱が発見されて崖沿いに採掘の街が開けたが、廃坑になった後、芸術家達がこの面白い街に住みついて開けた街なのだそうだ。その遺構を楽しめるのが、この場所らしいのだが、まず、絶対にこの派手派手な観光施設九份老街を歩いていても見つからない。こんな派手なのに。老街の喧騒の隙間に人一人通れれる暗い坂道をくだった場所にあります。

しかも、温泉地にある秘宝館くらい怪しい。せっかく発見したのに残念なことに、当日おやすみでした。次回があれば、ぜひ潜入リポートを書きたい場所。

 

(不思議な風景)

ここも、おそらく余所見しながら何か発見するつもりでないと、見つからない路地を入ったところにあります。面白い風景で、なんだか光のお化けが襲ってきてるみたい。

ついでに、こんな看板で台湾語表現を勉強したりして。

こんなん、本で勉強するより、よっぽど看板で覚えたほうが、よく覚える典型かも(^^)

 

台東区の歴史や観光とは、ちょっと違う世界(僕なりの観光)をおつきあい頂きます。

ではまた