2024.7.29一日一季語 裸(はだか) 【夏―植物―仲夏】

 

裸の子顔一杯に笑ひをり   上野章子

 

元気でくったくのない子供の姿が思い浮かぶ。

 

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【傍題季語】

素裸(すはだか) 丸裸(まるはだか) 裸子(はだかご)

赤裸 (あかはだか)裸人 (はだかびと) 真裸 (まっぱだか) 丸裸 (まるはだか)

 

 

【季語の説明】

暑い夏は、衣類を脱いで涼を取るのが手っ取り早い。

昭和の時代などは、肉体労働者の裸姿を見ることも多かった。

裸子は幼い子供を想像させる。

 

 

【例句】

夢の夜や裸で生れて衣がヘ   井原西鶴

海の闇はねかへしゐる裸かな  大木あまり

妻が呼ぶ犬猫寄りぬ裸子も   杉山岳陽

後ろにも目のある父の片裸   高橋悦男

むくむくと雲湧き働く者裸   椎橋清翠

 

 

今日は何の日

白だしの日

1978年に初めて白醤油にだしを加えた調味料「白だし」を製造販売した愛知県安城市の七福醸造が制定。

同社の社名「ひち(7)ふ(2)く(9)」の語呂合せ。

 

福神漬の日

漬け物メーカーの新進が制定。

福神漬の名前の由来である七福神から、七(しち)二(ふ)九(く)で「しちふく」の語呂合せ。

 

アマチュア無線の日

日本アマチュア無線連盟が1973年に制定。

1952年のこの日、戦中に禁止されていたアマチュア無線が解禁され、全国の30人に無線局予備免許が交付された。

 

 

以下の図書、ホームページを参考、引用しています。

(合本俳句歳時記  第四版  角川学芸出版)

富山いづみ <admin@nnh.to>

(カラー図説  日本大歳時記  講談社)

(大人も読みたい こども歳時記 長谷川櫂監修)

( 季語と歳時記の会編著 小学館刊 )

(ウイキペディア)

(575筆まか勢)

(俳句のサロン)

    (一般社団法人日本記念日協会)