2024.7.28一日一季語 夏瘦(なつやせ) 【夏―生活―三夏】

 

夏痩せかミロのヴィーナスAカップ   尾上有紀子

 

前2世紀ごろ古代ギリシアで制作された彫刻の女性像。現在はパリのルーヴル美術館で展示・管理されている。『ミロのヴィーナス』の見どころは、失われた両腕。発見されたときにはすでに両腕ともに欠損しており、ヴィーナスの元のポーズは長年謎に包まれている。この有名な像の胸をAカップとしたのが大胆で滑稽。

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【傍題季語】

夏負け(なつまけ)

 

 

【季語の説明】

夏の暑さで食欲が衰え、体重が減少してしまうことがある。これを夏瘦・夏負けという。

 

 

【例句】

夏痩せて鏡の裏を通りけり    能村登四郎

夏痩の袖ふくらます海の風    升本行洋

夏痩を動く歩道に運ばるる    鈴木綾子

登山具を糶にかけをり夏痩せて  小林碧郎

夏痩せてからだの芯を持ち歩く  斎藤厚子

 

 

今日は何の日

乱歩忌

日本の推理小説の生みの親、江戸川乱歩の1965年の忌日。

 

地名の日

日本地名愛好会が2008(平成20)年に制定。

 

菜っ葉の日

七(な)2(ツー)八(は)で「なっぱ」の語呂合せ。

 

なにわの日

七(な)二(に)八(は)で「なにわ」(難波・浪速)の語呂合せ。

 

 

以下の図書、ホームページを参考、引用しています。

(合本俳句歳時記  第四版  角川学芸出版)

富山いづみ <admin@nnh.to>

(カラー図説  日本大歳時記  講談社)

(大人も読みたい こども歳時記 長谷川櫂監修)

( 季語と歳時記の会編著 小学館刊 )

(ウイキペディア)

(575筆まか勢)

(俳句のサロン)

    (一般社団法人日本記念日協会)