2024.6.25一日一季語 焼酎(しょうちゅう《せうちう》) 【夏―生活―三夏】
余白ある黒字のラベル米焼酎 永田満徳
白岳しろ【公式】noteより引用
五・七・五で森羅万象を表わす俳句であれば、本格米焼酎の感覚的な味の違いを彩り豊かに表現出来るのではないか。そんな期待からお声がけしたのが、人吉市出身で俳句大学の学長を務める永田 満徳先生です。
自らも俳人として作品を作り続けながら、俳句文化の普及に向けて尽力する永田先生。今回白岳しろと白岳KAORUを実際に飲んでいただき、そのインスピレーションを俳句にしたためていただきました!
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【傍題季語】
麦焼酎(むぎじょうちゅう《むぎぜうちう》) 甘藷焼酎(いもじょうちゅう《いもぜうちう》) 蕎麦焼酎(そばじょうちゅう《そばぜうちう》) 泡盛(あわもり)
【季語の説明】
焼酎(しょうちゅう)は、日本の蒸留酒。米・麦・薩摩芋・蕎麦など、原料の違いで、米焼酎・麦焼酎・芋焼酎・黒糖焼酎・粕取り焼酎・そば焼酎・栗焼酎・泡盛など様々な種類がある。暑気払いに飲まれていたことから、夏(三夏)の季語となった。
【例句】
泡盛や汚れて老ゆる人の中 石塚友二
年金とコロツケパンと焼酎と 須佐薫子
焼酎や父の財布の五円玉 市川伊團次
藷焼酎酌めば火の国訛り出で 鈴木照子
焼酎やゴッホの狂気少し欲し 足立良雄
【白岳しろ【公式】】
永田先生は、昔から俳句のお仕事をされていたんですか
永田/俳句大学の学長になるまでは、俳句を作りながら熊本で高校教諭をしてました。今は色々なご縁もあって俳句関係の仕事をしていますが、毎日が刺激的で楽しいですよ。
新しいことに取り組むのが大好きなので、今の仕事が合っているのかもしれませんね。今回「俳句×焼酎」という企画のお話をいただいた時も、是非やりたいと思いました。
【今日は何の日】
浜木綿忌
作曲家・宮城道雄の1956年の忌日。
遺作の歌曲『浜木綿』から「浜木綿忌」と呼ばれる。
住宅デー
全国建設労働組合総連合が1978年に制定。
スペインの建築家、アントニオ・ガウディの1852年の誕生日。
制定当時は高度成長による住宅建設ブームで、量産の中で職人さんをめぐるトラブルもたくさんあった。このため町の大工さんや左官屋さん等職人の腕と信用をPRする為に制定された。
指定自動車教習所の日
全日本指定自動車教習所協会連合会が制定。
1960年のこの日、道路交通法改正法が施行され、公安委員会が指定した自動車教習所を卒業すると運転免許取得時の技能試験が免除される制度が定められた。
天覧試合の日
1959年のこの日、昭和天皇皇后両陛下が後楽園球場で巨人対阪神戦を観戦した。プロ野球の天覧試合はこれが初めてだった。
以下の図書、ホームページを参考、引用しています。
(合本俳句歳時記 第四版 角川学芸出版)
富山いづみ <admin@nnh.to>
(カラー図説 日本大歳時記 講談社)
(大人も読みたい こども歳時記 長谷川櫂監修)
( 季語と歳時記の会編著 小学館刊 )
(ウイキペディア)
(575筆まか勢)
(俳句のサロン)
(一般社団法人日本記念日協会)