2024.3.31一日一季語 青麦(あおむぎ《あをむぎ》) 【春―植物―三春】
麦青み風にさざ波なせりけり 市堀玉宗
【令和6年能登半島地震】
3度の地震に耐えた奥能登の本格麦焼酎を再び届けたい!
「COREZO FAMILY FUNDING」の新プロジェクト公開について
「令和6年能登半島地震」で被災した日本醗酵化成株式会社は、石川県内で唯一の焼酎専門メーカーです。
地震の影響で傾いた貯蔵タンク、破損した蒸留所の設備や施設を復旧させ、タンク内に残った熟成焼酎を石川県珠洲市の特産品として再び商品化したいという想いから、「【令和6年能登半島地震】3度の地震に耐えた奥能登の本格麦焼酎を届けたい!」をテーマに今回のプロジェクトを立ち上げました。
目標金額は500万円。
リターンには、地震で割れずに残った12年から40年熟成の焼酎や焼酎を使ったリキュール、復興祈念のステッカーをご用意しています。
この句の作者、市堀玉宗氏は、2007年の地震で寺が全壊し、再建。再びの大地震に、「みんなに響くかは分からないが、自分への呼びかけでもある」と思いを語る。SNSへの発信も毎日のように行い、「負けてたまるか‼」を実践している。
*2024.3.31 羽村市にて
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【傍題季語】
麦青む(むぎあおむ《むぎあをむ》)
関連季語
→ 麦(夏)
【季語の説明】
麦は大麦、小麦、ライ麦、燕麦(エンバク)など、見た目の似たイネ科の穀物の総称。大麦と小麦はその名前から同じような種類と思われるが、異なる性質をもつ穀物。季語の青麦は、春、穂の出る前の葉や茎が青々としている様子を表す。
【例句】
麦青し夜の疾風もわかわかし 森澄雄
雨粒の光の中に麦青む 正木光子
青麦や背広姿のぎごちなき 山田禮子
熟れやうと熟れやうと麦まだ青く 十川たかし
父母のなき故里山河麦青む 岡久枝
【大麦・小麦】
大麦
イネ科に属し、古くから栽培されてきた穀物。日本では主に二条麦や六条麦、はだか麦、もち麦などが栽培されている。
大麦
イネ科コムギ属の一年草、世界三大穀物のひとつ
「人類最古の作物」ともいわれる。生産量は米と同程度。粉状にして小麦粉として使用し、主に食用としてパン、ケーキ、麺類などに加工される。
【今日は何の日】
オーケストラの日
日本オーケストラ連盟が2007(平成19)年1月に制定し、その年から実施。
「み(3)み(3)に一番」「み(3)み(3)にいい(1)ひ」(耳に良い日)の語呂合せと、春休み期間中であり親子揃ってイベントに参加しやすいことから。
教育基本法・学校教育法公布記念日
1947(昭和22)年のこの日、「教育基本法」と「学校教育法」が公布された。
翌日から施行され、学校教育の6・3・3・4制が発足した。
エッフェル塔落成記念日
1889(明治22)年のこの日、エッフェル塔の落成式が行われた。
パリのシャン・ド・マルスの広場に立つ鉄塔で、高さは約320m。パリ万博に合わせて建設され、フランス人技師エッフェルが設計した。
以下の図書、ホームページを参考、引用しています。
(合本俳句歳時記 第四版 角川学芸出版)
富山いづみ <admin@nnh.to>
(カラー図説 日本大歳時記 講談社)
(大人も読みたい こども歳時記 長谷川櫂監修)
( 季語と歳時記の会編著 小学館刊 )
(ウイキペディア)
(575筆まか勢)
(俳句のサロン)
(一般社団法人日本記念日協会)