2024.3.13一日一季語 春の雨(はるのあめ) 【春―天文―三春】
東京の二十三区の春の雨 山口和生
関東に活発な雨雲が広がり、東京都心や横浜市なども土砂降りの雨になっています。これから雨のピークとなるため帰宅時間帯は注意が必要です。
ウエザーニュース引用
今日はお昼から雨が降り出した。渋谷での打ち合わせがあり、SHIBUYA109へ出掛けた。この句の景そのものであった。
*2024.3.12 渋谷にて
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【傍題季語】
暖雨(だんう)
【季語の説明】
立春から3月初め(旧暦の正月から2月の初め)に降るのが「春の雨」
3月下旬から降る春雨(はるさめ)と区別している歳時記もある。
春雨は、3月下旬から4月頃(旧暦の2月末から3月)にかけていつまでも降り続く地雨のようなしっとりした雨。「花散らしの雨」とも呼ばれる。
【例句】
いつの間に夜の来てゐし春の雨 稲畑汀子
止め石の結び十字や春の雨 神蔵器
春の雨しづくのなかの小世界 森理和
草田男の筆跡つよし春の雨 辻美奈子
しがらみを繰れば赤色春の雨 津田このみ
【由来】
三冊子(さんぞうし)は江戸時代中期に書かれた俳諧論書で、作者は服部土芳。
「三冊子」では陰暦正月から三月の初めに降るのを春 の雨。それ以降は春雨と区別している。
【今日は何の日】
新選組の日
東京都日野市観光協会が制定。
1863(文久3)年のこの日、京都・壬生に詰めていた新選組の前身「壬生浪士組」に、会津藩主で京都守護職の松平容保から会津藩預りとする連絡が入り、新選組が正式に発足した。
サンドイッチデー
1が3で挟まれている(サンド1=サンドイッチ)ことから。
この日とは別に、サンドウィッチの生みの親とされるイギリスのサンドウィッチ伯爵の誕生日・11月3日が「サンドウィッチの日」となっている。
青函トンネル開業記念日
1988(昭和63)年のこの日、青函トンネルを通るJR津軽海峡線が開業した。
同時に青函連絡船が80年の歴史の幕を閉じた。
青函トンネルは、全長53.85km、全長の43%が海底である。長らく世界最長のトンネルであったが、2010年10月にアルプス山脈を通る57kmのゴッタルドベーストンネルが貫通した。
以下の図書、ホームページを参考、引用しています。
(合本俳句歳時記 第四版 角川学芸出版)
富山いづみ <admin@nnh.to>
(カラー図説 日本大歳時記 講談社)
(大人も読みたい こども歳時記 長谷川櫂監修)
( 季語と歳時記の会編著 小学館刊 )
(ウイキペディア)
(575筆まか勢)
(俳句のサロン)
(一般社団法人日本記念日協会)