2024.2.11一日一季語 魚氷に上る(うおひにのぼる/うをひにのぼる) 【春―時候―初春】

 

褒言葉真に受けてをり魚は氷に    能村研三

 

「人を成長させるにはきちんと褒めること」人間誰でも褒められれば嬉しい。相手の粗探しをするのではなく、よい部分を重視する“加点法”を心がけるのがよい。この季語の魚も、おだてられれば氷の上にも上ってしまうのかも。

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【季語の説明】

七十二候のひとつ。立春の節の第三番目の候で二月十四日~十八日。暖かさで氷が割れ、氷下で泳いでいた魚が氷の上にあがること。

 

 

【例句】

魚の氷に上ると甕の目高たち     山尾玉藻

魚は氷に仏弟子山に上りけり     市堀玉宗

魚は氷に上り見合の日の決まる    中橋文子

氷に上る魚祝宴の招待状       峯桜子

魚は氷に松前船を待ちゐたる     相川健

 

 

【意味】

魚上氷は冬の間氷の下でじっと春を待っていた魚たちが、暖かさを感じて飛び跳ねてくる季節

 

今日は何の日

建国記念の日(National Foundation Day)

建国をしのび、国を愛する心を養う国民の祝日。

1966(昭和41)年から国民の祝日になった。

 

文化勲章制定記念日

1937(昭和11)年のこの日、文化勲章令が定められ、文化の発展に優れた業績をあげた各界の人に文化勲章が贈られることになった。

 

万歳三唱の日

干支供養の日

仁丹の日

 

以下の図書、ホームページを参考、引用しています。

(合本俳句歳時記  第四版  角川学芸出版)

富山いづみ <admin@nnh.to>

(カラー図説  日本大歳時記  講談社)

(大人も読みたい こども歳時記 長谷川櫂監修)

( 季語と歳時記の会編著 小学館刊 )

(ウイキペディア)

(575筆まか勢)

(俳句のサロン)

    (一般社団法人日本記念日協会)